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コラム/2021-11-10

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悩みを解消する意識の向け先B不安障害の例

<前回からの続き>

今回は「Bの例」意識のベクトルの向け先を
悩みや苦しみから解放される方向へ持って行き、
そこへ固定化する方法のヒントをお書きしたいと思います。

B:「周りの人とうまくやってゆけなくて、また仕事を辞めてしまった。
   こんな私じゃ、将来生きて行けないんじゃないだろうか?」
   と不安に襲われ続ける
  (不安障害)


この人のベクトルの対象は「自分」で、
時制は「現在~未来」、否定/肯定は「ネガティブな面」に向いていて、
しかもそこへ固定されていると言えるでしょう。


以下、そのベクトルの向け先を変え、固定化させる例をお書きします




<ベクトルの向け先を変え固定化させるヒント(「B」の例で)>

①ベクトルを「自分」、「未来」、「肯定」に向ける


(1)寝ている間に脳の神経回路の変性が起きて、朝目を覚ました時には
  今迄の自己否定や自信の無さや不安・心配がきれいさっぱりなくなっていた
  とします。

 「もしそうなっていたとすれば、どんな人生を歩みたいですか?」


→ その問いへの答えを、否定形を含まず現在形で、
  しかも少しでも可能性があるできるだけ具体的な未来像を思い浮かべて
  書き出してみましょう。

 例:活気のある新しいオフィスに居て、
   自分の好きな仕事を生き生きとしている・・・。
   厳しくも優しい上司は、困った時には頼りになる・・・。
   ランチタイムは、仲の良い同僚と談笑しながら食べている。

   家に帰ると趣味の合う妻が居て、美味しい手料理を食べながら
   今日あった事をお互いに話している・・・。   等々。


   
(2)「(1)」で書き出した具体的な理想の未来像を
 あたかも自分が今その場でそれを経験してるかの様に五感を使って
(自分の眼で見て、耳で聞いて、肌で感じて、匂い・味を感じる)
 できるだけ具体的にイメージをする。

 このイメージをできれば一日に一度は短時間で良いので行ってゆく
(新しい神経回路を作るトレーニングですので、
 筋トレと同様で無理は禁物ですが、イメージの時間が増えれば増える程
 神経回路は太くなってゆくはずです)

※その他にもベクトルを「自分」「現在」「肯定」や「自分」「過去」「肯定」、
「他人」「現在」「肯定」等様々な向きへ変えてゆく方法もあります


この方法は、ドイツの精神科医のクラウス・ベルンハルト先生発案
(恐らくNLPを基に考案されていると感じます)「テンセンテンス法」
を参考にお書きしました。


特に「感覚過敏」の特性をお持ちの方には、それを活かして
「五感」でイメージする訳ですので、強力なやり方であると考えられます。


※1:詳しくは先生のご著書(敏感すぎるあなたへ
   緊張、不安、パニックは自分で断ち切れる)をご覧ください


※2:本を読まれても中々うまく行かない等の疑問をお持ちの方向けに
   「テンセンテンス法」の”キモ”というべきポイントは
   簡単に後述したいと思います。




次回は「Cの例」でベクトルの向け先を変え、そこへ固定化する方法
のヒントをお書きしたいと思います。

<次回へ続く>



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