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コラム/2022-01-28

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親を奴隷にする子供達~「暴君化」する子への対応のヒント中

<前回からの続き>

今回は
「暴君化する子への対応のヒン」「②」「③」をお書きします。




<暴君化する子への対応のヒント>

②相手の立場・気持ちを理解できる様に導く

「①」で子供が自分の感情へのラベル付けができるようになって初めて
親子や相手との”共通言語”ができるのだと思います。

”共通言語”が未熟な段階では
「あなたが苦しんで暴れてるのを見てお母さんも苦しい」等という表現は
通じないと思われます。

そうして”共通言語”ができれば、
「恵子も、本当は独りぼっちは嫌なのに、クラスに馴染めなくて寂しいよね!
 それと同じでお母さんも本当は恵子と仲良くしたいのに、
 嫌われてる様に感じて寂しいの!」等と”共通言語”を通じて
 親御さんの気持ちを理解できる様に持ってゆく事を目指します。

※脳のニューロンを強化するには「繰り返す事」が必要です。
 ですから、ことあるごとにこの””共通言語”を使って、
 子の気持ち=親の気持ちを言葉や文字で繰り返し伝えましょう。
 (子によっては言葉より文字の方が効果的な場合ももあります)

③自分を客観視・自省できる様に導く

「敬ちゃんは何もしてないのに、シカトしされてどんな気持ちだった?」

「悲しかった・・・」

「そんな事してくるクラスこ子達の事をどう思う?良い子達と思う?
 悪い子達と思う?」

「悪い子達・・・」

「悪い子達にはどう言って欲しい?」

「ごめんなさいと言って欲しい・・・」

「そうだよね!悪い事したら謝らないといけないよね!
 もしその子達がそういってくれたら敬ちゃんは嬉しい?嬉しくない?」

「嬉しい・・・」

「お母さんも何もしてないけど、さっき敬ちゃんが暴れて怪我しちゃった。
 とても痛かったし、悲しかった・・・。敬ちゃんも謝ってくれたら嬉しいな」

「・・・ごめん」

「敬ちゃんが謝ってくれてお母さんは嬉しいわ!」
と(子の抵抗が無ければ)”ギュッ”と抱きしめる。

→ここまで行けば上出来ですが、”共通言語”を使って言葉や文字で
 繰り返しましょう。

※親御さんの”思い通り”の反応をした時のみ、
 お子さんに「ハグ」や「なでなで」等のご褒美(報酬)をあげる
 のもコツです。
 そうすればそのパターン(脳の回路)がより強化されます。

次回は「④」つ目と「⑤」つ目、「⑥」つ目のヒント
をお書きしたいと思います。

<次回へ続く>



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