コラム/2022-03-23
対人恐怖・醜形恐怖等についての考察
「私の腫れぼったい一重の瞼が嫌い!鼻筋が通ってない所も嫌い!
下唇が分厚い所も・・・あ~こんな自分じゃ外を歩けない!」
「今朝挨拶しても、友達は面倒臭そうに”お早う”と言った。
仲の良いグループの中でも僕が話し出すと
みんなつまらなさそうな顔をする。
あ~きっとみんな僕の事が嫌いなんだ・・・
そうならもう学校になんて行けない!」
※以前にも「対人恐怖」や「醜形恐怖」についてお書きしたと思いますが、
今回からは少し切り口を変えてお書きしたいと思います
”対人恐怖”や”醜形恐怖”で悩んでおられる方やその周囲の方は恐らく
「劣等感が原因だからそれを克服しなきゃ」
とか
「自己否定が強い」
とか
「自己肯定感を上げた方がいい」
等と感じたり、言われたりするのではないでしょうか?
確かに一面ではもっともなご意見だと思います。
⇒では何故そうなってしまったのでしょうか?
また、こういったケースで
「嫌われる勇気をお持ちなさい」
とか
「気にしなくて大丈夫だよ。あなたはそのままでも嫌われないし、
充分魅力的よ!」
とか
「あなたにも素晴らしい所があるじゃない・・・それを認めてあげて!」
等と言われても、中々そうはできずに改善には結びつかないケースも多い
のではないでしょうか?
⇒それはいったい何故か?
そして、
⇒どうすればそこから脱出できるのか?
そういった事を次回からお書きしてゆきたいと思います。
<次回へ続く>
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