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コラム/2022-03-25

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何故対人恐怖・醜形恐怖等になるのか?①理想主義

<前回からの続き>

今回は
「何故”対人恐怖”や”醜形恐怖”になるのか?」についての私なりの考え
をお書きしたいと思います。


醜形恐怖に悩んでいる人が
「私の目が嫌い、鼻が嫌い、口元が嫌い・・・」等と感じているとすれば、
その人は一体どんな自分像を望んでいるのでしょうか?

恐らくそれは、
「自分が理想とする完璧な目・鼻・口・体形・・」

「誰にも負けない理想的な顔や姿形」
を目指してるのではないでしょうか?


また対人恐怖に悩んでいる人は、
「嫌われる事への恐怖」「馬鹿にされる事への恐怖」が非常に強く、
相手が自分を嫌っているのでは?とか馬鹿にしてるのでは?等に
異常に敏感になってしまっている状態と言えると思います。


つまりそれは、
「誰一人として僕を嫌わないで」
とか
「みんな全員僕を認めて欲しい、誰一人として馬鹿にしないで欲しい」
等といった”理想像”を追求していると言えるのではないでしょうか?


だとすればその方達は(大変失礼な言い方をすれば)
現実離れした理想主義者で、かなりの欲張りであるとも言えるでしょう。


一方、
”醜形恐怖”や”対人恐怖”がそこまで強くない人は
「私ってこんなものかな」
とか
「ま、僕の事を嫌う奴は放っておけばいいさ」等と
”ありのままの自分(の状態)を受け容れる”事ができている訳です。
そしてそこには”妥協”や”諦め”があると思います。


ところが”醜形恐怖””対人恐怖”に悩んでいる人は
”妥協”や”諦め”を一切許さずに、より高い目標を掲げてそれに邁進してゆく
人達なのかも知れません。


ですから周囲の人が
「あなたはそのままで充分素敵だよ!」
とか
「嫌われる勇気を持とうよ」
等と言っても、

それは「理想を捨てろ!」「妥協しろ!」「諦めろ!」という意味に変換
されてしまう訳ですから、おいそれとはその要求には応じられないと思います。


それでは何故そこまでの
(悪く言えば)理想主義者・完璧主義者に、
(良く言えば)高い目標を掲げて決して諦めずに妥協を許さないで
それを追求する凄い人になってしまうのでしょうか?


私なりに考えるその理由を次回お書きしたいと思います。


こういったお悩みをお持ちの方全てに当てはまるとは限りませんが、
 こういったケースも多々あると感じます

<次回へ続く>



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