コラム/2022-08-15
どうすれば不倫・浮気をやめ(させ)られるのか?(1)
<前回からの続き>
前回と前々回で
「夫(妻)が不倫・浮気をする原因・理由」として、
①”快・不快”の刺激に対して敏感である
②不快刺激への回避行動が、快を求める方向へ向かう
※特に快刺激を求める事で不快刺激を避ける傾向を有している
③今のままでの(夫や妻との)関係性の中では、
求める快刺激を十分には得られないと感じている
④その”欲求不満”を満たす対象が配偶者以外の人との恋愛や性、
特に背徳行為といったスリルを感じる事へと向かい固着する
⑤”最悪の結末”(=現実)を見ない
の5つが考えられるとお書きしました。
その考え方を基に今回は
「どうすれば不倫・浮気をやめ(させ)られるのか?」
についてのヒントを(私の推察に基づいて)お書きしたいと思います。
<不倫・浮気をやめ(させ)るヒント(1)>
①ストレス(=不快刺激)の軽減
そもそもの浮気のきっかけが
ストレス等の不快刺激に対する回避行動だとすれば、
不快刺激そのものを軽減する必要があると思います。
その為には、
不快刺激から逃げずにしっかりと向き合って、
軽減してゆく行動を採ってゆく必要があるでしょう。
以下に具体的なやり方の例をお書きします。
(1)不快刺激に対峙する
・当人にとっての今のストレスを書き出す
夫Aの例「妻が俺よりも子供の事を大切にしている様に感じる」
夫Bの例「上司が自分の仕事を評価してくれていない様に感じる」
・自分側の問題点を書き出す(わからないのなら、妻や上司等の相手に訊く)
夫Aの例「癪に障るので、夜の営みも疎かにしたり、
妻への気遣いや優しさが減っている」
夫Bの例「家庭でのストレスが影響して、このところミスが増えている」
(2)不快刺激を軽減する(当人側の)工夫
・そのストレスをもたらしている自分側の問題点を改善する方法を書き出す
夫Aの例「夜の営みで妻を喜ばせる」
「妻のして欲しい事に注意し、子を風呂に入れたり、
休日に子を遊びに連れてったりして妻をゆっくりさせる」
等々。
夫Bの例「仕事のミスを減らす施策を書き出してみる」
「休憩時間を削ってでもミスがないか念入りにチェックする」
等々。
・その中でできそうなものから順に実行してゆく
・常に実行した結果をフィードバックして次の施策を考える
<次回へ続く>
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