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コラム/2023-01-11

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どうすれば症状が必要無くなる方向へ持ってゆけるのか?③

<前回からの続き>

前回お書きした事を参考にして頂いて、

「”症状”に代わって今現在の自分にとっての心を安定させる可能性があるもの」
が見つかれば、そちらの方向へ徐々に移行してゆきましょう。


今回は、そのヒントをお書きしたいと思います。




<どうすれば症状が必要無くなる方向へ持ってゆけるのか?>

③”症状”の代わりになる「心を安定させるもの」へ徐々に移行してゆく


今迄は”症状”によって心の安定化を図ってきたとすれば、
脳の神経回路の中に「症状による安定化回路」ができている筈です。

だとすれば、その回路を使わずに他の回路を作るという事に対して
脳の抵抗はとても強いものだと思われます。

それはまるで握っていた命綱を「そこから手を放してこっちに掴まれ!」
と言われる様なものだと思います。

ですから、
”代わるもの”に移行する時には脳にその変化を気づかれないくらいに、
少しずつ少しずつ移行してゆく必要があると思います。


例えば、
ギャンブル依存の人が”代わるもの”として、難易度が高いルアーでの大物釣り
や登山をやってみたいと思ったとします。

その場合は、
ギャンブルをいきなりやめて大物釣りや登山へ移行するのではなく、
例えば週3日ギャンブルしてたのを半日だけ”代わるもの”に纏わる事をする
(例:その情報を集める、ネットで道具を選ぶ、計画を練る等々)

そして、徐々に”代わるもの”の事を考える時間を増やしてゆきましょう。
(症状に纏わる時間を減らすというよりも”代わるもの”に纏わる時間を
徐々に増やす感覚)

※勿論、触法行為や加害行為等今すぐやめないといけない事は別ですが・・。
 その場合は”代わるもの”をできるだけ沢山用意して、
 それに充てる時間を目いっぱい取る必要があるでしょう。

次回は、不快刺激から来る不安定さに直接働きかける事を目的とした
「自分の(脳の)中に心を安定させる機能を作る」
についてお書きしたいと思います。

<次回へ続く>



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