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コラム/2023-03-29

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統合失調症⑧誤診されやすい疾患

<前回からの続き>

今回は「統合失調症」と誤診され易い疾患をお書きしたいと思います。




<「統合失調症」と誤診され易い疾患>

①「短期精神病性障害」

幻覚や妄想など統合失調症に似た症状がみられるが、
長くても1ヵ月程度の短期間で回復する(※要経過観察)

②「統合失調症様障害」


統合失調症に似た症状が1ヵ月以上続き、
その後6ヵ月未満で治るもの(※要経過観察)

③「妄想性障害」


1つまたは複数の誤った強い思い込み(妄想)があり
それが少なくとも1カ月間持続する
統合失調症の他の症状(例えば、幻覚、支離滅裂な発言や行動)は伴わない

④「統合失調感情障害」


幻覚や妄想といった統合失調症に似た症状と、抑うつ状態や躁状態
といった気分障害の症状が同時にみられる

⑤「双極性障害(躁うつ病)」


統合失調症思考に従って症状が発症する

躁うつ病気分に思考に従って症状が発症する

統合失調症=陽性症状と陰性症状の状態の間に、
      正常な状態に回復することは無い

躁うつ病=躁とうつの状態の間には、
     正常な状態に一旦回復する

※⑥「うつ病」

最近では陽性症状が目立たなく、
陰性症状を主とする統合失調症も増えているという報告があり、
うつ病と誤診される事もある。




いずれにしても、統合失調症に用いられる「抗精神病薬」は強い薬ですので、
誤診を避ける為にもセカンドオピニオンを求められた方が良いと思います。

それでは次回からは「統合失調症」の原因(と考えられるもの)について
お書きしてゆきたいと思います。



<次回へ続く>



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