コラム/2023-05-08
感覚過敏~他人の顔色を見過ぎてしんどくなる人へ
「この春から部署異動になり、わからない事だらけで不安だ。
けど、皆忙しそうに険しい顔で仕事してるので、訊くのが怖い。
自分ではもうどうにもならなくなって、清水の舞台から飛び降りるつもりで
わからない所を思い切ってA先輩に訊いてみた。
すると、A先輩は目線を合わせず面倒くさそうに冷たい声で
”ここはこうするのよ!”と答えてくれた。
同僚の子が訊いた時には、先輩は私の時より柔らかい表情で
”トゲ”の無い声で 答えているのに・・・。
きっと、私は嫌われているんだ・・・そう思うと、
会社に行くのが苦痛になって朝起きても憂鬱で身体に力が入らない。
けど、お母さんに心配かけちゃダメなので、
無理してでも行かなきゃいけない。
最近では”消えてしまいたい”と思う事もよくある。」
相手の表情や態度・仕草、声のトーン・大きさ・抑揚、雰囲気・空気感、
自分とその他の人との接し方の違い等を敏感に読み取ってしまい、
「私は嫌われたに違いない」
「馬鹿にされてるに違いない」
「ダメ人間だと思われてるに違いない」
「必要が無いと思われてるに違いない」
等と”結論づけて”しまい、
メンタルや身体の不調に陥ってしまってる方もいらっしゃると思います。
今回からはそういった”感覚過敏”を有しているが為に
生き辛くなってしまっている方に向けて、
「何故他人の顔色に振り回されてしまうのか?」
「どうすれば他人の顔色に振り回されずに済むのか?」
について、お書きしてゆきたいと思います。
<次回へ続く>
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