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コラム/2023-05-26

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自己嫌悪・劣等感の正体③劣等感から抜け出すヒント

<前回からの続き> 

今回からは
敏感さを有しているが故に、自己嫌悪や劣等感に苛まれ続けている人
そこから抜け出す為のヒントをお書きしてゆきたいと思います。


今回はまず、
「劣等感から抜け出すヒント」から。




<劣等感から抜け出す為のヒント>

①自分にとっての理想の相手像を意識し、そこへ集中する

以前お書きした様に、

「相手の顔色を見て、相手が理想的な反応をする様に、
 相手に合わせて行く」と自分が無くなってしまうでしょうし、

「相手が理想的な反応をする様に相手にとっての理想の(と思われる)
  自分像を創る」事に集中すると、
 自分の力では変えられない自分の(ダメな)部分が見えてくるでしょうし、
 劣等感に苛まれ易くなると思います。


ここで、
上のの戦略を採った場合は、
今迄の自分の性格や特性を否定して再構築しないといけない訳ですから、
既に自己否定があり、加えて再構築に向けての並々ならぬ努力が必要です。

そして、
どうしても変えられない部分に行き当たると、更なる自己否定や劣等感
を感じるでしょうし、
仮に理想の自分像に近づけたとしても、
相手が自分の理想通りの反応をするとは限りません。

だとすれば、
「労多くして功少なし」のリスキーな戦略と言えるでしょう。


ですから、
相手の反応をコントロールする為に自分を変えるのではなく、
「理想的な反応をする相手を選んでゆく」方が、より効率的だと思います。


(1)他人同士を比べる


「私が”お早う!”と言った時にA子は笑顔で”お早う!”と返してくれるけど、
  B子はツンとした表情のまま硬い声で”お早う!”と答える・・・
  B子は私の理想通りの反応じゃないから距離を置いとこうかな。
  でも、A子の反応は理想に近いので、もっとお話ししてみようかな
  ・・・」等。


(2)自分のダメな反応ではなく、他人のダメな反応に集中する


「C子は、B子に気に入られようとして無理して笑ったり、
  何か必死で合わせてる感じだなあ・・・私も以前はそうだったよなあ。
  でも、しんどそうだよなあ~」等。


つまり、
敏感さから来る類まれなる観察眼を自分ではなく他人に向けてゆく訳です。


もし劣等感にトラウマが関わっている場合は、その処理も必要だと思います。

次回は
「自己嫌悪から抜け出すヒント」をお書きしたいと思います。

<次回へ続く>



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