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コラム/2023-06-19

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何故勝ち負けにこだわり過ぎて苦しむ(める)のか?(2)

<前回からの続き>

今回も引き続き、

「何故勝ち負けにこだわり過ぎて苦しむ(める)のか?」の原因
を私の推測に基づいてお書きしたいと思います。




<何故勝ち負けにこだわり過ぎて苦しむ(める)のか?(2)>

⑤快刺激で安定化するタイプである

「④」でお書きした例で言いますと、

Aさん
勝負自体が不快になって、そこから逃げる事で心を安定させています。

これは、
刺激そのものを減らす方向で心の安定化を図っていると言えるでしょう。

それは恐らく、
ドーパミン・ノルアドレナリン・アドレナリンといった
興奮/過覚醒/促進系の神経伝達物質から来る不安定さを
GABA・セロトニンといった抑制/低覚醒/安定系の神経伝達物質で
安定させる戦略が主に採られているからだと思われます。


一方Bさんは、
不快刺激から来る不安定さを快刺激で安定させる為に「闘争」を選んでいる
訳です。

それは恐らく、
ノルアドレナリンから来る不安・恐怖・悔しさによる不安定さに対して
「負けるもんか?!絶対勝ってやる!」といった
更なるドーパミン(+アドレナリン)を出す事によって安定させようとしている
と言えるでしょう。


私は「どちらの傾向がより強いか」は恐らく持って生まれた特性による
と考えています
 
例えば嫌な事があって落ち込んだ時に、
 誰とも会わず引きこもってしまうタイプの人と
 楽しい事をして”憂さ晴らし”するタイプの人との違いです

そしてBさんの様なタイプが、より勝ち負けに拘る様になると思います。

 
但し、
ここまではBさん「負けん気が強い頑張り屋さん」であり、
「明るく行動的な人」であるかも知れませんし、
その道の一流のプロになる可能性だってあります。


だとすれば、
「勝ち負けに拘るあまりに、自分が苦しんだり他人を苦しめる人」
とそうでない人の違いは何なのでしょうか?


次回はその”違い”について引き続き私見を述べてゆきたいと思います。

<次回へ続く>



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