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コラム/2023-08-02

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我が子を愛せない苦しみから抜け出すヒント(1)

<前回からの続き>

今回からは我が子を愛せないで苦しんいるお母さん達へ、

どうすればその苦しみから抜け出せるのか?のヒント
をお書きしてゆきたいと思います。

まず初めに私が常々臨床現場で感じる事は、

客観的に見て一生懸命子育てなさっているのに、
「我が子を愛しきれていない私はダメな母親だ!」
とか

「ついつい怒鳴ってしまう自分が嫌いだ!」
等と、
自分の中の理想の母親像とのズレに悩まれて
自分を責めてしまっておられるお母さん達が多いと言う事です。


そんなお母さんに申し上げたい事は、

「戦後のどさくさでは子供一人一人に愛情を注ぐ余裕なんてなかった
 であろろうけど、それでも多くの子供達はたくましく育っていった」

「3歳くらいまでに母子間の愛着が形成されていれば大丈夫」

「仮に愛着が形成されていなかったとしても、
 いくつになってからでも愛着形成は可能である」

それに遺伝的に持っている子の特性・個性は
育て方で変える事はほぼ不可能だと思います。


ですから、
(虐待やネグレクトはダメですが)
そこまで完璧な親になろうとしなくても子は育つし、
あとからいくらでも修復できると思いますので、
どうか力を抜いて頂きたいと思います。

次に、
タイプ別にヒントをお書きしてゆきたいと思います。




<我が子を愛せない苦しみから抜け出すヒント(1)>

①自分と我が子の違いを客観的に認識してゆく

・予め、自分の夫や父母、祖父母、義父母等の
 「自分とは違う考え方や感じ方、言動、性格」等をまとめておきます。


・我が子の言動・反応等が自分の期待や想像と違った時に、
 「これは誰の血かな?」と自問してみましょう。


「私は素直なのに、この子の頑固さは、一体誰の血なんだろう?
 ・・・旦那だ!」


「私は芸術の才能が無いのに、この子はお絵描きが上手だな!
  ・・・これはお爺ちゃんの血だ!」

※これは
「我が子は自分と同じ様に感じたり思ったりしているはずと思い込んでいる
 (同一視)」状態に陥っている人に有効だと思われます。

<次回へ続く>



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