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コラム/2023-08-09

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我が子を愛せない苦しみから抜け出すヒント(4)

<前回からの続き>




<我が子を愛せない苦しみから抜け出すヒント(4)>

誰しも、
他人より劣って居ると感じると不快ですし、
他人に勝つ事は”快”で負ける事は”不快”だと思います。

特に
”快・不快”に敏感な人はそれを強く感じてしまうと思います。


だとすれば、
そういうお母さんにとっては
「子供への嫉妬をやめなさい!」
とか
「親が自分の子供と比べてどうするの?」
と言われても、それをやめる事は難しいと思います。

ならば、どうすればよいのか?


私は
「徹底的に優劣・勝ち負けを意識してみる」事も役に立つと考えます。

④我が子への嫉妬・ライバル視を緩める

・自分の容姿・能力・性格・経験等で我が子に圧倒的に勝っている部分
 を列挙してみる

「娘に勝っているところ?・・・」

 「6年間、吹奏楽を続けた事」

 「受験勉強を頑張って、志望の大学に合格した所」

 「私の事を愛してくれる頼りになる旦那が居る事」

 「〇〇の資格を持っている所」

 「事務職で稼ぐことができる所」

 「子供を育てている所」

 「絵がうまい所」

 「よく気が付く所」

 「脚が長い所」

等々。


※これらを列挙する(できれば書き出す)事によって、
  「自分」と「我が子」を別の人間として分離し、
  大人としての余裕が持てる様になる事を目指します

・我が子の容姿・能力・性格等で、もし自分がそうだったとすれば、
 自分が可哀相だと思う部分を列挙してみる

「娘は顔は可愛いけど、夫に似て身長が低く、男子から”チビ”と
  からかわれるのは私だったら嫌だな・・・娘が可哀相だな」

 「娘は明るく元気だけど、少し空気が読めないのか、
  時々相手が傷つく事を言っちゃって、周りから浮いてしまったり、
  無視されたりして部屋で泣いている事もあった。
  私だったら耐えられないな・・・そんな娘の事は不憫だなと感じる」

 「私は勉強ができた方だけど、娘はからっきし・・・
  このままだと心配だな、塾に入れた方が良いかも」

等々。



※これらを列挙する(できれば書き出す)事によって、
  ”親”としての「我が子」への同情・心配・慈悲の心を呼び起こす事
  を目指します


※これらは「親が我が子に嫉妬したり、ライバル視してしまう」事
 によって我が子を愛せなくなっているお母さんにとって有効だと思われます

※トラウマ治療やインナーチャイルドセラピーが必要な場合もあります



<次回へ続く>



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