コラム/2023-08-21
妄想性パーソナリティ障害の特徴
<前回からの続き>
今回は、
「妄想性パーソナリティ障害」の特徴について、
お書きしたいと思います。
<妄想性パーソナリティ障害とは?>
「妄想性パーソナリティ障害」とは人を信用できない障害で、
客観的な根拠がなくても他人が自分を利用したり搾取する、
危害を加えたり、騙したり陥れようととしている等と疑っていて、
侮辱、軽蔑、脅しがみられないか常に警戒している状態です。
<妄想性パーソナリティ障害の例>
「職場の後輩のAは、俺によく”リーダー、いつも遅くまでご苦労様です!”
と声を掛けてから先に帰ってゆく・・・。
この前、課長からも”君はいつも遅くまで頑張っているらしいな。
無理するなよ”と言われた・・・。
きっとAの奴は俺が仕事を時間内に終えられない能無しだと課長にチクって
課長と共謀して俺をリーダーから引きずりおろそうとしているんだ。
あいつら、許せない!Aと課長の自宅はわかっているから、
火をつけてやろうか・・・」
架空とは言え、いきなり物騒な例をお書きしましたが、
次回は私の推察に基づいて「妄想性パーソナリティ障害の原因」を
お書きしたいと思います。
<次回へ続く>
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