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コラム/2023-10-13

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依存性パーソナリティ障害の原因

<前回からの続き>

 
 
今回は「依存性パーソナリティ障害の特徴」から類推される
「依存性パーソナリティ障害の原因」についてお書きしたいと思います。




<依存性パーソナリティ障害の原因>

①不安に対する感受性が極めて強い


②自我の脆弱さから不安に対する耐性が育まれなかった

誰しも、自分で判断する場面では、「本当にそれでよかったのかな?」
と不安が頭をかすめると思います。


ところが依存性パーソナリティ障害の人は、
それが恐怖レベルになっていて、自分で判断できない、責任を負えない状態
になっています。


私が考えるに、この”不安に対する感受性”の強さ
「持って生まれたもの」+「成育環境」の合わせ技から来ているのでは?
と思います。


例えば、持って生まれて不安に対して過敏である人が
何でも親が決める様な過干渉な環境で育った場合

”自分で判断するプレッシャー””自分で責任を負う不安”を回避し続ける
ができる訳です。


そのプレッシャーや不安を回避し続けると、
当然の事ながらそれに対抗できる力、即ち”耐性”が育たない訳です。


そして、成長するに従って、より重大な選択や判断をしないといけない局面
が増えてきます(例:進学、就職、社交、恋人選び、結婚等)


そうなると益々、自分で決める不安が恐怖レベルにまで大きくなり、
誰かに決めてもらわないとどうする事もできない状態に陥り、
相手に委ね続ける(依存)しかなくなるでしょう。


そしてそれは同時に自分の無力感を痛感する事になり、
益々不安に対する感情性が強くなり、益々依存的になる、といった悪循環
に陥ると考えられます。




もしそうだとすれば、

依存性パーソナリティ障害の寛解を目指すには
どういった治療(カウンセリング)が必要なのでしょうか?


そのヒントを次回お書きしたいと思います。



   
<次回へ続く>



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