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コラム/2024-04-01

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恋愛/結婚がうまくいかない⑪話下手の原因(3)

<前回からの続き> 

今回は、

「話下手の為に、恋愛/結婚がうまく行かない人」の中でも、

以前お書きした私の類型の「(3)」である、

「会話したい内容は浮かんで来るが言葉にする事に大きな抵抗がある」
というタイプの方に向けて、

そうなってしまう原因を私の考察を基にお書きしたいと思います。




<(3)会話したい内容は浮かんで来るが
  言葉にする事に大きな抵抗がある原因>

「(1)の低覚醒状態」でも、「(2)の過覚醒状態」でもなく、

コミュニケーションには適切な(耐性領域内)覚醒状態にも関わらずに
思った事、感じた事を言葉にできない方は、このタイプだと思います。


このタイプの方は、
快/不快刺激(感情)にとても敏感であると考えられます。


そして、
その敏感さの方向性としては、
以下の2種類があると思われます。




①自分の快/不快>相手の快/不快

「こういう言い方をすれば、相手はどう感じるだろうか?」
とか
「相手が気を悪くして不機嫌になるのは嫌だな」
とか
「私の事を馬鹿にされたり、否定されない様に話さなきゃ!」
等と

相手に不快を与えない(=相手から攻撃されない)事ばかりに集中すると
言葉選びもとても慎重になり、
最悪、発話できない状態になる事もあるでしょう。




②相手の快/不快>自分の快/不快

「こういう言い方をすれば、相手はどう感じるだろうか?」
とか
「相手が傷ついたり、不快を感じない様に話さなきゃ!」
とか
「相手のプライドを損なわない様に、失礼にならない様に」
等と、

相手に不快を与えない(或いは快を感じてもらう)事ばかりに集中すると
言葉選びもとても慎重になり、
最悪、発話できない状態になる事もあるでしょう。

そして、
上の「①」「②」の方向性の違いの原因として、
私が考えるのは、

(持って生まれた感覚過敏⇒感情過敏がベースにあって)
ミラーニューロンオキシトシン受容体等の器質的(先天的)な差異

もしくは、
「否定的、虐待的な家庭環境で育った」

「共依存的な家庭環境で育った」

等の生育環境による場合もあるのでは?と思います。


家庭環境以外でも、友人等との関係性の中で
 敏感さ故にトラウマになる出来事を経験する事によって

 「①」の様に防衛的になったり、
 「②」の様に相手の気持ち優先になる事は起こり得ると思います

 


それでは、

「話下手」を改善して、恋愛/結婚がうまく行く様にするには
どうすれば良いのでしょうか?


次回からは、

3つの類型それぞれについて、
改善のヒントをお書きしてゆきたいと思います。

<次回へ続く>



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