コラム/2024-04-03
恋愛/結婚がうまくいかない⑪話下手の改善のヒント(1)
<前回からの続き>
今回からは、
話下手の為に恋愛/結婚がうまく行かない方に向けて、
その改善のヒントを、
先にお書きした3つの類型ごとにお書きしてゆきたいと思います。
まず今回は、
類型(1)の「会話したい内容が何も頭に浮かんでこない」から。
<話下手の為に恋愛/結婚がうまくいかない人の
改善のヒント(1)>
(類型1)会話したい内容が何も頭に浮かんでこない
(1)恋愛や結婚へのモチベーションを高める
そもそも相手に関心が持てなかったり、
自分の感覚/感情が鈍麻してしまっている為に
会話したい内容が何も頭に浮かんでこないのだとすれば、
「何故恋愛したいのか?」
とか
「何故結婚したいのか?」
といった自分の欲求や感情をまず整理する必要があると思います。
その為には、
「恋愛や結婚がもたらす自分にとってのメリット」
や
「恋愛や結婚を通した自分の幸せな未来像」
等を想像して書き出してゆき、
それを毎日読み返す、等の工夫が役に立つでしょう。
(2)理想の相手像を絞り込む
例えば、
上の「(1)」で、
「自分にとって結婚する事のメリット=淋しい老後を送らずに済む」
だったとすれば、
”選ぶ相手”は
「ずっと傍に居てくれそうな人」であったり、
「この人だったらずっと傍に居たいと思える人」
であるかも知れません。
(3)相手への関心や自分の感情を感じる事を高めてゆく
上の「(2)」で、
理想の相手像をある程度絞り込む事ができれば、
その為に必要な”情報”を書き出してみましょう。
例:
「相手が老後をどう過ごしたいと思っているのか?」
「浮気したり、裏切ったりしなさそうなのか?否か?」
「自分はどんな相手ならずっと一緒に居たいと思えるのか?」
等々。
(4)知りたい情報を得る為の、自然な質問を準備する
例:
「〇〇さん(相手)にとっての理想の結婚生活は、どんな形でしょうか?」
「老後はどんな関係で居たいですか?」
その他、相手の趣味や”推し”を聞いたり、
今迄の恋愛の事を聞いたりして、
”一途な人”なのか否かを探ってみてもいいでしょう。
また、
”自分の理想の相手”の話をした時の相手の反応を観察するのも
よいと思います。
※但し、尋問みたいにならない様に、
さりげない会話の中に質問を挟み込めるように
”台本”を作っておいてもよいと思います
(5)相手への関心を持つ
「(3)」,「(4)」で、”相手のどの部分に関心を持つのか?”が定まれば、
それに纏わる知りたい情報と知る為の準備のパターンを
増やしてゆきましょう。
(6)相手を評価してゆき、ターゲットを決める
例えば、
自分の欲求や感情を満たしてくれる相手なのか?否か?
とか、
そうではない部分を感じたとしても、妥協できる範囲なのか?
等を評価し、”ターゲット”を決めましょう。
(7)相手に関心を持ってもらう
”ターゲット”が決まれば、
「相手の興味・関心」を探り、
それに共感して話を膨らませたり、
自分が知らない事柄であれば”教えてもらおう!”
等といった意識で質問したり、
相手が気持ちよく居られる様に気を遣ったり、
喜ばそうとしたり、
等の工夫をし、
相手に関心を持ってもらう様な作戦と準備を行ってみましょう。
次回は、
話下手の為に恋愛/結婚がうまく行かない方の中で、
類型(2)の「会話したい内容が沢山浮かんできてまとまらない」方に向けて、
改善のヒントをお書きしたいと思います。
<次回へ続く>
コメント