コラム/2024-04-05
恋愛/結婚がうまくいかない⑪話下手の改善のヒント(2)
<前回からの続き>
今回は、
類型(2)の「会話したい内容が沢山浮かんできてまとまらない」方への
改善のヒントをお書きします。
<話下手の為に恋愛/結婚がうまくいかない人の
改善のヒント(2)>
(類型2)会話したい内容が沢山浮かんできてまとまらない
(1)相手の興味・関心に意識を集中する
「自分の話したい事」に意識が集中する為に混乱したり、
トラウマが引き出されて話せないのであれば、
「相手の話したい事」に意識を集中して、
それを引き出したり、膨らませる事に力を注ぎましょう。
例:
(自分)「私は休みの日とかはゲームばっかりしてしまうのですが、
〇〇さん(相手)はゲームとかなさいますか?」
(相手)「あ~、ごめんなさい・・・私はゲームはしないんです」
(自分)「じゃあ、〇〇さんが今はまってる事は何ですか?」
(相手)「私は結構料理が好きで、煮物なんて下ごしらえをきっちりしないと
気が済まないんで、一日がかりになっちゃったりします」
(自分)「へ~!一日がかりで作られるなんて、プロみたいですね!
煮物と言えば、私はタケノコの煮物とか肉じゃがが好きなんですが、
〇〇さんがよく作られるのは?」
等々。
(2)「自分」⇒「相手」のキャッチボールを心がける
自分の話したい事だけをべらべら喋ると、
大概相手に引かれてしまいますので、
「自分の話したい事」は簡潔にし、相手の話したい事を優先する事
を心がけましょう。
でも、
「話し過ぎたな」と感じた場合は、
すぐに相手の興味がある事・話したい事に水を向けて、
それ以上に話してもらう事を意識しましょう。
(3)入念な準備
例えば、
デートやお見合いの前に、
頭に浮かんでくる「話したい事」を全て書き出して、
簡潔にまとめたものを台本として作っておく、
或いは、
相手に聞きたい事も同様にまとめておく、
更には、
「僕の話をしていいですか?」と断ってから話す訓練、
話している最中の相手の反応を見ながら(興味持ってるのか?否か?等)
話をストップするのか?続けるのか?等の判断の訓練、
「話過ぎた」と感じた時の為の謝罪の訓練、
等、
事前の準備や訓練をしっかりやっておく事も必要だと思います。
次回は、
話下手の為に恋愛/結婚がうまく行かない方の中で、
類型(3)の「会話したい内容は浮かんで来るが
言葉にする事に大きな抵抗がある」方に向けて、
改善のヒントをお書きしたいと思います。
<次回へ続く>
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