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コラム/2024-04-19

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気休めと遊びで愛着障害から脱する(2)

<前回からの続き>

前々回にお書きした様に、

愛着理論では

 「安定型の愛着スタイルが形成される」

「探索行動ができる様になる」

「人生を楽しんだり、自己成長や自己実現に向かえる」

という流れがあると考えられています。


つまり

「いかに探索行動がとれるか?」が生き辛さから脱し、
人生を実り豊かなものにできるか?のキーポイントだと言えるでしょう。


そこで今回は、

「暇潰し/遊びによる探索行動(成長/自己実現)の強化」
をお書きしたいと思います。


(前回の「気休め/気晴らしによる愛着の再形成」と並行して行いましょう)




<暇潰し/遊びによる探索行動(成長/自己実現)の強化>


前回の「気休め/気晴らしによる愛着の再形成」の続き




⑦無意識側(幼い子供の自分)に意識側(理想の親としての自分)
 気休め/気晴らしを与える事ができれば、探索行動に誘ってみる


例:


(意識=親側)
「ちょっとは安心できた?なら今何したい?どこへ行きたい?」 


(無意識=子側)
「絵を描きたい!」


(意識=親側)
「(アイスクリームを食べて気が晴れた子に)少しは元気になった様ね!
       じゃあ、何したい?どこへ行きたい?」


(無意識=子側)
「友達と遊びたい」




⑧無意識側の不安や恐怖が出てきたら、
 気休め/気晴らしで対処してあげながら再び探索行動に誘ってあげる


(意識=親側)
「じゃあ、誰を誘う?」


(無意識=子側)
「A子を誘いたいけど、ずっとLINEを無視してたから怖いよ!」


(意識=親側)
「”調子が悪くて返事できなくてごめんね!”ってちゃんと謝れば大丈夫
 だから」

等々。


※学校や職場では探索行動ができない人や探索行動の場を持てない人は、
 まず独りで楽しめる事から始めてみましょう。

(例:映画を観る、音楽を聴く、絵を描く、一人旅、ツーリング、
  ソロキャンプ等)



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