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コラム/2015-08-01

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執着を絶つという事

「もう一度彼と、よりを戻したい」と別れた彼に執着してしまう女性。

「お母さんにもっと愛されたかった」と成人してからも母への執着を
絶つ事ができず場合によっては過食やうつ等の”症状”を使って
親から離れられない子供・・・。

愛する人との別れが執着となり、いつまでも苦しんでしまったり、
求めても得られない愛情に必死でしがみついてしまう。

こういった苦しみは仏教で言えば「愛別離苦」、「求不得苦」と呼ぶ
のだと思います。

そして、このどちらも「執着」から来ている苦だと思います。

それでは、こういった執着を絶つにはどうすれば良いのでしょうか?

まず最初に、「愛別離苦」にしても「求不得苦」にしても、
「どうしようもない悲しみ・痛み」であったり「やりきれない寂しさ」を
感じる筈です。

そして、執着を絶つ為にはまずはそれらの感情や痛みを感じ切る事
が大切だと思います。

執着に共通しているのは、折角自分自身が痛みや感情を感じているのに、
それには気づきこそすれ目もくれず常に絶対に戻って来ない相手や、
得る事が無理な相手や事物といった、外側の対象に縛られ続けるという事
だと思います。

それはまるで母親が、子供に暴言を吐いた父親に延々と文句を言い続け、
そばで傷ついて泣いている我が子には目もくれずに放ったらかしてる状態
の様だと思います。

ですから、まず相手や外側の対象ではなく、
自分の内側の感情や痛みの方に目を向ける必要があると思います。

あたかも、自分の胸の中で泣いている我が子にただ寄り添い、
 共感してあげるように・・・。

但しそれには順序があると思います。

もしあなたがそうやって無視して放っておいた子供の母親だったら
どうしますか?

「いい加減泣き止みなさい!さっさと宿題しなさい!」と
無理に前を向かせますか?

或いは放っておいた事は棚に上げて、慌てて「辛かったね」と
言うでしょうか?

違いますよね?まず「放っておいてごめんなさい。」
「お父さんにばかり文句を言い続けてあなたの事を省みなかった私を
許してくれる?」から入るのではないでしょうか?

自分の感情も同様だと思います。

もし無理やり前を向かせようとしていたのであれば
「ごめんなさい。許して下さい」からだと思います。

次に「辛かったね。悲しかったね・・・」と共感して行って、
寄り添ってあげる。

更に

「本当はどんな気持ちをわかってもらいたかった?」
「本当はどうしてほしかった?どうしたかった?何を言いたかった?」
「本当はどんな関係になりたかった?」

といった矢野心理学の真骨頂である未完了のfeel,do,beを感じて行き
悲しみの核心に触れてゆく事で、より感じ切る事が可能になっていくでしょう。

そして「そんな辛い中をよく頑張ってれたよね。私が無視したり、
無理強いしたのに、文句を言わずに居続けてくれたよね。有難う」
と感謝する。

それから「今度お父さんがあんな事言ったら、私はまっ先にあなたを守るわ。
あなたは今度お父さんが酷い事言ったらどうしたい?」と、
それをお互いの学びにしてゆく・・・。

自分の感情を感じ切り、そこから次の策を学んで成長の糧にしてゆく。
それが出来て初めて人は歩き出す事が出来ると思います。

※勿論、どんな場合でも執着を完全に断ち切れる訳ではないでしょう。
 執着が残っていても前へ進む事ができればいい訳ですし、
 特に最愛の人との死別は、悲しみを感じ切って、
 執着を「愛」という形に変えて寄り添って行く事が大切だと思います。



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