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コラム/2019-01-05

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自己効力感、自尊感情を高めるには?①

トラウマ(心の傷)になるような大災害や酷い出来事に見舞われて、
そのままPTSD(心的外傷後ストレス障害)になる人とならない人がいます。

また、
誰でも嫌な事や辛い事、悲しい事があると落ち込み(depression)ますよね?

でも、
そこからすぐに立ち直る人もいれば、ずるずると落ち込みが続き、
「うつ病」(depression)に襲われる人もいます。

※因みに「うつ病」とは英語では「落ち込み」の意味の「depression」と言います。

では、
単なる一過性の「怖い思い」や「落ち込み」で終わるのか?
それが継続して「PTSD」や「うつ病」になるのか?
の違いは何なのでしょう?

勿論、
どんな場合でも当てはまるとは言いませんが、
ここで鍵となってくるのが精神的なダメージからの回復力(レジリエンス
が高いか低いか?によってその差が出て来ると思います。

そしてこの「レジリエンス」は、
自己効力感(直面する悩みや課題を改善・解決する行動を
自分が実行できるという自信)
自尊感情(自分には価値があると肯定的に評価できる感情・感覚)
の高低によって大きく左右されます。

つまり、
「自己効力感」や「自尊感情」が高い人は「レジリエンス」が高く
その様な出来事に遭遇しても立ち直り(回復力)が早いと言えるでしょう。

ですから、「自己効力感」や「自尊感情」を高める事によって
うつやPTSDをはじめ、多くのメンタル的な問題を防いだり、
仮にそれらに襲われても回復力を高める事ができるのだと思います。

では、
一体どうすれば「自己効力感」や「自尊感情」を高める事ができる
のでしょうか?

「自己効力感」や「自尊感情」の高低は様々な心理テスト等による統計
が行われ、それらの高低を左右する個人の考え方、性格・気質的な特徴
が浮き彫りにされています。

その中で僕が注目したいのは、成功や失敗の原因をどこに持ってゆくか?
という点です。

例えば、
「成功の原因は他人のお蔭(外的帰属といいます)」と考える人もいれば
「成功の原因は自分のお蔭だ(内的帰属といいます)」と考える人もいます。

同様に、
「失敗の原因は自分のせいだ(内的帰属)」と考える人も
「失敗の原因は他人(や環境)のせいだ(外的帰属)」と考える人もいます。

そして、自己効力感や自尊感情が高い人は
「成功したのは自分のお蔭」で「失敗は他人のせい」と考える傾向がある
のです。

という事は、
「成功したのは自分のお蔭、失敗したのは他人のせい」
と考えられる様になる事ができれば、
「自己効力感」や「自尊感情」が高まり、それに伴ってレジリエンスも高まり、
心理的なダメージを受けにくくなったり、ダメージを受けても
立ち直りが早くなると言えるのではないでしょうか?

ところが、この考え方は心理学では
「セルフ・サービング・バイアス(バイアス=偏見)」と言われ
即ち、偏見、歪んだ見方、エラーとされています。
(世間の常識や社会通念でもそうです!)

ただ僕が思うに、
いつもその様に考え自らを省みず、責任放棄・責任転嫁し続け、
周囲の人に多大な迷惑を掛けてしまってる人、

或いはその考え方によって行き詰ってしまった人にはそれを”偏見”とし、
歪みを是正する必要があると思います。

一方、
常に「成功は他人のお蔭、失敗は全て自分のせい」と考えて、
行き詰っている人にとっては、それは当てはまらないと思います。

例えば、
成功しても「私の努力じゃなくて○○さんのお蔭です」
とか
失敗したら「全て私が悪いんです」なんて考え方をしていれば
「自分はできる!」「自分に価値がある」なんて思える筈もありません。

何事も中道・中庸、バランスが大切だと思います。

何らかの考え方に偏り過ぎてしんどいのであれば
その反対の考え方を取り入れ、バランスを保つ必要があると思います。

(余談ですが)そういった意味では

「親に感謝しなさい」
「怒っちゃダメ」
「他人に親切にしなさい」
「みんなと仲良くしなさい」

等の「常識、社会通念」も
それらを意識し過ぎてしんどくなっている人にとっては、
より偏らせる(=苦しめる)考え方ですので、注意が必要だと思います。

(中には権威者・為政者に都合良く作られたものもあると思いますが(笑))

それでは、
次回はこの考え方を基に「自己効力感」や「自尊感情」を高める為の
具体的なヒントをお書きしたいと思います。



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