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コラム/2019-12-04

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持って生まれた性格を変えるのではなく活かす

今日は私が勝手に考えた(笑)寓話を一つ。



昔々ある所に生まれつきとても脚の速い男がいました。

彼は子供の時から我慢する事が苦手で、
「欲しい!」と思ったものは後先を考えずに
手に入れようとする性格でした。


或る日彼が道を歩いていると、
向こうから歩いてくる村人が背負っていた柿の実がPLUGIN_SIZE_USAGE
欲しくなって、
それを奪い取って凄い勢いで走り出しました。

「おい!庄助のせがれ、待てぃ!」・・・

大人でも追いつけない位の脚の速さで
逃げ切った彼は家に帰りました・・・


彼の悪行は日に日に酷くなり、
ついに父親の庄助の耳にも届くようになりました。

「庄太!貴様は何をやってるんだ!
人様のものをくすめよって・・・
ワシが脚を切ってやる!」

庄助はおもむろに脇差を振りかざして、
庄太の脚を目掛けて切りつけました。

庄太はすんでの所でその一太刀をかわし、
脱兎のごとく家を飛び出しました。

「お前みたいなクズは田中家の恥だ!
 勘当だ!」

勿論、父親は庄太に追いつく事はできません。

庄太は走りながら誓いました。
「こんな家なんて俺が見限ってやる!
 俺は日本一の大泥棒になってやる!」


それから十数年後、
庄太は誓った通り、追剥やかっぱらい、盗みなど
何でもこなす大泥棒になっていました。

そして、その逃げ脚の速さから
一度も捕まった事はありませんでした。
そんな庄太もやがて所帯を持ち、
可愛い子宝にも恵まれました。

でも或る時、盗みに入った家で
脚に怪我を負ってしまい、
人生で初めて捕まってしまい、
牢屋敷に囚われてしまいました。


愛しい我が子と会えない日々が続き、
庄太は塞ぎがちになりました。

牢屋敷の看守は昼間から吞んでいるのか、
いつも赤ら顔で
「ほら、飯だ」
といつも少しだけニコっと笑って
食事を差し入れるのが常でした。

そんな看守に”見下されている”
と感じていた庄太は、
看守に八つ当たりをしてしまいました。

「こっちは女房、子供に会えないというのに、
おめえは、いいご身分だな!」
と、差し入れられた器をひっくり返して
床にぶちまけました。

看守は赤ら顔に笑みを浮かべながら
静かに問いかけました。
「おめえさんは、幸せかい?」

「こんな臭い飯を食わされて、
幸せな訳がないだろ! えっ?!」

「じゃあ、おめえさんの幸せって何だ?」
看守は庄太の瞳をじっと見つめながら問うてきました。

庄太は一瞬考えた後に答えました。
「俺は、自分の欲しい物を手に入れて、
 女房、子供が欲しがるものも全部与えてやりたいんだ」

その答えを頷きながら聞いていた看守は
「じゃあ、おめえさんが持ってる、
 その脚の速さと、負けん気と、”こう”と決めたらとことんやるこだわりを
 どう活かしたら、幸せになれるんだろうな?」

看守の問いかけに庄太は黙ったまま何かを考えているようでした。

それから数年後、放免された庄太の姿が
街道沿いで旅人によく目撃されました。

「ありゃ何なんだ?!疾風かと思った・・・。&size(16){
あんな脚の速い飛脚は見た事がねえ。
もしかしたら、あいつがお江戸で噂の庄太って飛脚か?」

そう、庄太は日本一の飛脚になって
家族ともども幸せに暮らしましたとさ・・・。


久しぶりのブログ記事で
私の拙い寓話におつきあい頂き、有難うございました。


人には、
持って生まれた性格や特性等、
「変えられない部分」と
「思考パターン」「行動パターン」「環境」等の
「変えられる部分」があると思います。

私は、
「変えられない部分」と「変えられる部分」を見極め

「変えられない部分」を自分が幸せになる方向へ向け
「変えられる部分」もその方向へ変えてゆく、
という事が大切だと思っています。

今後も気が向いた時に(笑)、
この続きを書いてみたいと思います。



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