コラム/2020-06-24
性格改善の方法⑨言動を変える(下)
~自分の中の変えられるものと変えられないもの~
<前回からの続き>
前回は、
(3)「言動を変える」事によって性格改善するヒント
のうちの「言(葉)」を変える事についてお書きしました。
今回は「(行)動」を変える事についてお書きしたいと思います。
「高性能センサー」や「強い集中力」といった持って生まれた特性は、
ストレスが強くかかればかかるほど、より強くなると言われています。
だとすれば、前回お書きした
相手への感謝の表現や相手への気遣い・心遣いの表現でさえ、行き過ぎると
ストレスが強くなり→特性がより強くなり→よりストレスを感じる、
といった悪循環になってしまうのではないでしょうか?
何事も「過ぎたるは猶及ばざるが如し」と言います。
ですから、
「(行)動」を変えるにあたっては
「自分が安心できたり、リラックスできる時間・場所」
「自分の好きな事や興味がある事に熱中できる時間」
を確保したり、増やしたりする方向で行動を変えてゆくのが良いと思います。
例えば、
・たまには資格試験の勉強を休んで、カラオケで大好きな歌を熱唱する
・仕事を早めに終えて、 趣味の絵や読書、DVD鑑賞等に時間を使う
・会社の付き合いを断って、 一人でお気に入りのカフェでまったりする
・「1時間だけ邪魔しないで!」と家族にお願いし、
自室で音楽やYOUTUBEに集中する
・休日に美術館や自然の中へでかける等々。
コツとしては、
「何をしても誰からも文句言われない、迷惑を掛けないとすれば、
私は何をしたいのかな?」
と自問し、
それに対する自分の中からの答えを実行するという事です。
但し、
「行動を変える」事には抵抗が働くと思いますので、
できる事から少しずつ行われるのが良いと思います。
<次回へ続く>
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