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コラム/2020-10-16

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ワガママを我慢してる人へ②

<前回からの続き>

前回、

”ワガママ”には(世間一般的に)「許容されるワガママ」(OKなワガママ)

「許容されないワガママ」(NGなワガママ)があって、

我慢にも「していい我慢」(OKな我慢)と「しない方がいい我慢」(NGな我慢)
がある、

そして、
「こんな事言うのは(するのは)ワガママだ」
と我慢して辛くなっておられる方は、

概ね「許容されるワガママ」なのに、
「しない方がいい我慢」をしてしまっているからだと思う、

とお書きしました。


今回からは、それらの違いについてお書きしたいと思います。

私は「許容される(OKな)ワガママ」とは一言で言いますと、
相手の自由や権利を奪わないワガママで、

「許容されない(NGな)ワガママ」とはそれらを奪ってしまうワガママ
であると思います。

分かり易い様に、まず例題をお出しします。


小学生のA君が同級生のB君の食べてるお菓子を見て
「僕もそのお菓子欲しいなあ~1つ頂戴!」

→これは「許容される”ワガママ”か否か?


答え:A君はお菓子が欲しいので、それを素直に伝えた訳です。

   一方B君はその申し出が嫌なら断る自由もある訳です。

   ですから、
    これは相手の自由を奪う訳ではありませんので、
   「許容されるワガママ」、つまり単なる自己主張だと言えるでしょう。


ところが、

   A君の自己主張に対してB君が「いや~だよ!」(これも単なる自己主張)
   と拒否をしたら、

   A君は「お菓子くれないなら、痛い目に遭わすぞ!」と言ったとしたら、

   この言葉は脅しによって相手の自由や権利を奪おうとする発言
   ですので、「許容されないワガママ」と言えるでしょう。

ただ、現実の場面では話はもっと複雑な場合もあると思います。


例えばA子さんが彼氏のB男君と今度の週末のデートについて
話し合ってるとします。


B男「今度のデートは海に行きたいなあ」(OKなワガママ )

A子「え?寒そうだし・・・(嫌だなあ)」(OKなワガママ )

B男「(怒った顔で)お前はいつも俺の言う事に反対するよな!」
  (NGなワガママ)

A子「(B男の機嫌を取ろうと)ごめん、私も海でいいわよ」
  (NGな我慢になる可能性)


→この様なコミュニケーションの仕方がもし続いたら、

B男君は益々「NGなワガママ」を繰り出し続けて、
A子さんは「NGな我慢」をし続ける事になり、しんどくなってゆく
と思います。


だとすれば、どうすれば良いのでしょうか?


その前に、次回は人は何故ワガママや自己主張するのか?

そして、何故我慢するのか?について触れたいと思います。


<次回へ続く>



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