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コラム/2020-11-27

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何故、恐怖/不安を避けてはいけないのか?②

<前回からの続き>

前回お書きした様に、不安や恐怖に対して
「回避行動」
(例:パニック発作を避けて電車やバスに乗らない、恐怖の対象を避ける等)

「安全行動」
(例:汚染された手や体を念入りに洗う、病気の不安を無くす為に何度 も
  検査を受ける、彼に見捨てられる不安を無くす為に頻繁に電話する等)
をとればとるほど、不安や恐怖は持続してしまうとお書きしました。


今回はその理由を最新の脳科学的な知見からご説明したいと思います。

理化学研究所の研究チーム等の報告によれば、

「感覚刺激++嫌悪刺激で恐怖条件付けを繰り返し続けると、
 嫌悪刺激に対する扁桃体の反応が減少してゆく。

 これは、
「予測誤差」が少なくなり、その予測が正確になればなるほど、
 扁桃体の神経活動(興奮)がこのフィードバックによって弱まってゆく
 と考えられる」

つまり、
恐怖を呼び起こす刺激を避けずに続けてゆき、
その度に不快感や恐怖、ドキドキ・バクバクを感じる事を繰り返してゆくと、
扁桃体の興奮、つまり「恐怖」(やその結果の反応)が弱まってゆく
というものです。

「予測誤差」が大きい=思いもかけない事が起こった時に
扁桃体が興奮して恐怖が強くなり、

逆に「予測通り」に恐怖や(やその結果の反応)が出てくれば、
扁桃体の興奮は弱まり、恐怖も小さくなる、という事です。

(初めて行くお化け屋敷は、どこからどんなお化けが出て来るか?
 予測できないから怖いですが、
 同じお化け屋敷に2度、3度行くと「次はあそこからああいうお化けが
 出て来るぞ!」と予測ができますから怖さが減りますよね?)


例えば、
電車に乗るのが怖い「広場恐怖症」(パニック障害)の人は、
一番最初のきっかけは「予測外」のパニックだったのかも知れません。

そして、その時のあまりの恐怖に電車に乗る事を避け続けたとすれば、
「予測誤差」の修正が行われず、「いつまで経っても怖いまま」になる、
という事です。

それでは、「どうすれば恐怖/不安を克服できるのでしょうか?」
そのヒントを次回からお書きしたいと思います。


<次回へ続く>



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