発達障害の悩み/苦しみから抜け出す方法②防衛反応の緩和

発達障害の悩み/苦しみから抜け出す方法②防衛反応の緩和

<前回からの続き>

 

前回は、

「発達障害の寛解(診断基準から外れる事)や
 二次的な症状や主観的な生き辛さから抜け出す為の
 具体的なヒント」として

「発達(寛解/治癒)へのモチベーション(動機づけ)を高める」
についてお書きしました。

 

今回は、

その具体的なヒントとして
「②安心・安全の場を確保し、防衛反応を緩和する」
についてお書きしたいと思います。

 

 

 

<②発達(寛解/治癒)への 
  モチベーション(動機づけ)を高める>

ポージェス博士のポリヴェーガル理論によれば、

心身の治癒や成長/発達、社会的な交流の促進等は
”逃げる/戦う”といった交感神経系の防衛反応や
”凍り付く”といった背側迷走神経系の防衛反応
が活性化している時には難しくなるので、

まず
「安心・安全」を感じる腹側迷走神経系を活性化
 させる必要がある、

という事です。

 

その為には、

A.信頼できるカウンセラーや医師、親兄弟等の家族、
  配偶者や恋人や親友等の、
 「安心/安全」を感じる相手と場所を
確保する事が大切
 だと思います。

 

B.もし上記の様な相手や場所が思い当たらないのであれば、
  とにかく防衛反応が生じない様なシチュエーションを作る事
     が
基本になると思います。

  そしてその為には、
 「私(僕)は誰とどこで何をしている(た)時に
  一番安心・安全を感じる(た)だろうか?」
  と自分に問いかける事から始めてみましょう。

  例えば、
  「ベッドでとペットと戯れている時」

  「自分の部屋で”推し”の音楽をヘッドホンで聞いている時」

  「旦那に腕枕してもらいながら、
         二人で行った旅行の事を考えてる時」

  「子供時代に好きだった担任の先生に頭を撫でてもらった時」

  「誰も居ない裏山のベンチでお気に入りのぬいぐるみと一緒に
   鳥の鳴き声を聴いている時」

  等、
  その状況を再現するか、
  それが無理なら”今・ここ”にあるかの様に
     ありありと想像し、
五感で感じる事ができれば、

  防衛反応が生じない=腹側迷走神経系が働いている状態
 が作り出せると思います。

 

※但し、トラウマのフラッシュバック等によって、
 常に防衛反応が活性化していて、安心・安全の状態に
 持ってゆく事が困難な場合は、

 速やかに専門家による

 EМDRやソマティック・エクスペリエンシング等の
 トラウマ処理(治療)を受けましょう

その上で、次回からお書きする
「③」以降~のエクササイズを試してゆきましょう。

 

<次回へ続く>

 

 

#発達障害のカウンセリングについては、こちらをご参照下さい

プロフィール

のぶさわ 正明
のぶさわ 正明心理カウンセラー・自己実現コーチ
・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
  心理療法カウンセラー
  不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員

2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。

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