発達障害の悩み/苦しみから抜け出す方法⑦教育/訓練(療育やCBT等)
発達障害の悩み/苦しみから抜け出す方法⑦教育/訓練(療育やCBT等)
<前回からの続き>
前回までのやり方で、
発達障害と呼ばれる人が
安心/安全な場所と発達へのモチベーションを得て、
”過敏さ”から来る様々な防衛反応(=二次的な障害)
が緩和され、
自分を客観視するメタ認知
や
他者への共感力(社会的メタ認知/考える共感)
⇒配慮する共感力(思いやり/慈悲)
といった
”想像力”に纏わる神経系を発達させる事ができれば、
最早”寛解(診断基準から外れる)”
といっていい状態になるでしょう。
但し、
特に幼児期に「発達障害」と診断を受けた場合等、
本人自身のモチベーションや好き嫌い、
得手不得手の問題や年齢や環境的な要因等で
そこまではうまく行かない場合も当然あると思います。
そういった場合には、必要に応じて
「SST」「TEACCH」「ABA(応用行動分析)」
等による療育
や
「CBT(認知行動療法)」等の
教育/訓練によって、
(私が述べてきた”想像力”に纏わる神経系以外の)発達も促し、
社会的な適応を目指す事も大切だと思います。
療育は、
療育を行う場所によって細かな違いはありますが、
主に以下のアプローチのいくつかが用いられる事が多いでしょう。
<療育(主に子供)>
●「SST」(ソーシャルスキルトレーニング)
他人との交流の場面での自分の気持ちや要求の伝え方や
相手から言われた事への対応の仕方等、
社会生活に欠かせないスキルを
主にロールプレイング等で身につけてゆく訓練
●「TEACCH」
「物理的構造化」や「視覚的構造化」によって
不安や混乱を防ぎ次に何をすべきか?が明確になり、
それに集中できる様にしたり、
コミュニケーションの力を細分化して評価する事によって
その子(人)の能力を把握し、それを向上させて行く事や
作業を自立的に行えるようワークシステムの構築
を行ったりする訓練
●「ABA(応用行動分析)」
伸ばしたい行動にはほめたりごほうびを与えて強化し、
問題となる行動に対してはごほうびを与えない、
或いは軽い不快を与えることによって弱化させる。
その行動を行うメリットを得ることで
子どもは自ら望む行動をとるようになり、
問題行動を減らし、成功体験を重ねて自己肯定感を高めてゆく
等の
心理学的アプローチ
や
「運動」「音楽」「学習」「コミュニケーション」「生活」
についての各療育、
親御さんがお子さんへの関わり方を学ぶ
「ペアレントトレーニング」等があります。
※未就学の子どもは児童発達支援、
小学生以降は放課後等デイサービス等で
そういった訓練/教育を行ってもらう事ができます
(お近くの市町村の窓口へお問い合わせください)
因みに大阪市にお住いの方はまずこちらへ
<CBT=認知行動療法(大人/子供)>
(ASD等から来る)強いこだわり等による
”白か黒か思考”
や
「~であるべき」「~に違いない」等の
”べき思考”等の
所謂
適応的でない極端な考え方(認知の歪み)で
生き辛さを感じている人に対しては、
適応的な思考になる様に持って行ったり、
過度の感覚過敏から来る不安/恐怖
や
特定の物事に対する嫌悪等によって
生活上の困難を感じている人に対しては、
それらの不快なものに少しずつ
慣らしてゆく曝露療法等が用いられます。
<次回へ続く>
プロフィール

- 心理カウンセラー・自己実現コーチ
- ・公認心理師
・全国WEBカウンセリング協会認定
心理療法カウンセラー
不登校児対応アドバイザー
・矢野惣一「心の専門家養成講座」卒業
NLP、催眠療法、ゲシュタルト療法、解決志向ブリーフセラピー、フォーカシング、認知行動療法ナラティブセラピー、インナーチャイルド癒し、トラウマ療法、家族療法(システムズアプローチ)等とその統合を習得する(TVの解決ナイナイアンサーでお馴染みの「性格リフォームの匠(達人)」心屋仁乃助さん、「アネゴ系セラピスト」大鶴和江さんは矢野講座の先輩です)
・Gakken「学研の家庭教師」不登校事業室の外部相談カウンセラー
・WEBカウンセリングルーム「みらい」カウンセラー
・日本フォーカシング協会会員
・国際ブリーフセラピー協会(旧:日本ブリーフセラピー協会)会員
2012年2月開業。2025年時点で4,000名超のお客様のご相談をさせて頂きました。
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