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コラム/2013-07-12

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カウンセリングに対する疑問②カウンセリングって結局アドバイスでしょ?

◆「アドバイスなら周囲の人に色々聞いたけど、余計に混乱しちゃった」
◆「占いや人生相談に行ったけど、ピンと来なかった」
◆「以前、カウンセラーや精神科医の言葉で傷つけられて行く気が失せた」

こういった理由でカウンセリングを受ける事を躊躇されてる人もいらっしゃる
と思います。

カウンセリングの現場でも当然アドバイスをしますが、TVやラジオ等の
一部のアドバイザーのように、「あなたのここがだめなのよ!」とか、

「あなたはこうしなさい!」とか「(勝手な決めつけで)こうした方
がいいと思うわ!」という形でのアドバイスは普通しません。

相談業とは「お客様の目標・ゴールに沿った援助」
「それを如何に実行して頂けるか?」にかかっていると僕は思います。

アドバイザーやカウンセラーの中にも、その二つを考慮してない人もお見受け
します。

例えば「夫との不仲で別れようかどうしようか結論が出せない」で相談に
いらっしゃった奥さん。

この場合の目標・ゴールは「(自分で)結論を出したい」だったとします。

それを「あなたは別れた方がいい」なんて奥さんの目標・ゴールを無視して
自分勝手なアドバイスをしちゃうと、恐らく(無意識の)抵抗が生じて、
具体的な指示を実行されないでしょう。(お金と時間のムダ!)

つまり、お客様のゴールに沿った援助をしないと「お客様(の意志)を否定
している事」になりますし、加えて、どんなにいいアドバイスでも無意識の抵抗
が生じたら実行されないし、実行しなければ意味がない、という事です。

(一部のアドバイザーと違って)カウンセラーとして細心の注意を払うべき部分は
①お客様を否定したり傷つけない
②無意識の抵抗が極力生じない様にする
③依存させない様にするという事だと僕は思います。

それでは、①~③については、また次回お書きしたいと思います。



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