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コラム/2017-01-03

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依存症(ギャンブル・摂食障害等)と意識の偏り

ギャンブル、
アルコール、
摂食障害
買い物、
ゲーム、ネット、携帯、
恋愛、SEX・・・。

様々な、所謂依存症と呼ばれるものに憑りつかれて
お困りになっている方も多いです。

こういったものに取りつかれたご本人や家族や周囲の方は
「お金や時間を無駄にして、だらしない」
「我慢が足りない」
等と”勘違い”をして、自分を責めたり、本人を責めたりしてしまいがちです。

でも、多くの場合はその”真逆”で
「自分の為に使うお金や時間や欲求をずっと”我慢”して来た人達」
と言えると思います。

どういう事かと言いますと、
その為にはまず人間の「無意識の働き」を理解する必要があると思います。

「無意識の働き」・・・それは例えば、
「甘えちゃいけない」と意志(意識)の力で甘えを断念してきた人が、
うつや様々な心身の症状を出す事によって、間接的に甘える事ができたり、

「怒っちゃいけない」と意志(意識)の力で怒りを抑圧し続けて来た人が、
突然配偶者や恋人や子供に大爆発してしまう・・・等。

特に定期的に「大爆発」してしまう人は
一見「怒りっぽく、感情をコントロールできない人」
に見られがちですが、実はその真逆で、怒りをずっと抑圧し、
コントロールし続けて来た人達が殆どだと感じます。

では、何故そんな事になるのか?

それは、意志(意識)の力で本来の欲求(甘えたい、怒りたい、等)を
抑え込んで来たので、その「欲求充足」の為に無意識の力が働いたから、
と考えられます。

同様に「依存症」に襲われている方も
「自分の為にお金や時間を自由に使いたい」
「もう我慢は懲り懲りだ」
「食べたい」
「甘えたい」
等の本来の欲求を意志(意識)の力で抑え込もうとし続けるので、
無意識が「欲求充足」に向けて「依存症」という形で発動すると考えられます。

ではもしそうだとすれば、どうすれば良いのか?

→その答えは、「依存」や「感情の爆発」、「心身の症状」といった、
非適応的な欲求充足をより適応的な欲求充足に変えてゆく事、だと思います。

(我が師、矢野惣一先生の「愛の偏り」で言うと)
様々な依存症に襲われている方の殆どは
(愛情を他者から)「受け取る」事と「自分を愛する」事にブレーキ
をかけてしまい、それを補う為に「依存」が出現する、と考えられます。

(※例えば、「自分を愛する為」には、自分の為だけにお金と時間を
  費やしてあげる事が必要ですが、それを自分で禁じているから無意識が発動し
  ”自分の為だけにお金と時間を費やす状況”=つまりギャンブル等です、
  を作り出してしまっている、と考えられます)

もし、これ以上詳しいヒントが必要な場合は、
一度カウンセリングを受けられる事をご検討下さい。



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