コラム/2021-10-27
根に持つ事をやめ、執着を断ち切るヒント
<前回からの続き>
今回は、
根に持ったり相手への執着を断ち切るヒントをお書きしたいと思います。
※本人ご自身が「執着を断ち切りたい」という
強いモチベーションを持っている事が必要だと思います。
<根に持つ事をやめ、執着を断ち切るヒント>
①扁桃体の過度の興奮を避ける
→扁桃体が過度に興奮するから強い感情が起きる訳であって、
強い感情が起きるからその記憶が鮮明に長期保存されるのだと考えられます。
だとすれば、それを避ける必要があると思います。
方法としては、感情に巻き込まれない様に客観視して切り離す事によって
小さくなってゆくので、扁桃体の過興奮も治まってくると考えられます。
(具体的には、マインドフルネスやフォーカシング等の活用)
②脳のワーキングメモリーを鍛える
→特に「忘れて、次へ進む」といういった、記憶の削除(長期保存させない)
の部分を鍛える必要があると思います。
(具体的には暗算や何冊かの本次々と速読するなども効果があるかも
知れません。
但し、その全てを覚えているといった特殊な記憶能力を持った人には
工夫が必要です)
③「過去の記憶として整理し、忘れてゆく」
→過去のその時の思いや感情を紙に書き出して破る、
或いは吐き出す(ゲシュタルト療法等)、
更にはNLP等のサブモダリティーを変えてゆく手法等が効果的だと思います。
④「自分の拘りを未来の方向へ向ける」
→なりたい自分、得たいもの、したい事などを書き出してゆき、
できる事から実行してゆく、
或いは「テンセンテンス法」等も有効でしょう。
⑤「自分を客観視する能力を鍛える」
→例えば、エンプティーチェアで相手の立場に立ってみたり、
相手になったとして、(自分から)どんな事を言われ、
どんな事をされそうになって、どんな気持ちになっているか?
を相手の立場に立って書いてみるのも良いと思います。
※お独りで難しい場合や、相手に執着されてお困りの方は
お気軽にご相談下さい。
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