コラム/2021-12-13
自己肯定感が高いと良いのか?
「あなたが生き辛いのは自己肯定感が低いからです!」
「自己肯定感を高めましょう!」
「ありのままの自分を肯定しましょう!」
巷では、「自己肯定感を高める方法」等が注目を集めて
一種のブームの様に感じます。
それでは、自己肯定感が高ければ良いのでしょうか?
私は一概にはそうであるとは言えないと思います。
例えば、
電車内で多数の乗客を殺傷したり、凄惨な事件を起こした犯人、
恐怖で妻子やその家族まで支配するDV夫、
沢山の優秀な若者を洗脳し、罪もない人を巻き込んで不幸にした
カルト宗教の教祖・・・。
彼らは「自己肯定感が低い」と言えるでしょうか?
勿論、
自尊心の低さや劣等感の反動形成だと言われればそうかも知れません。
ただ、そうだとしてもそれは過去の話であって、”悪魔”になった時には
異常な自己肯定の塊だったのではないでしょうか?
今回からはその辺りの自論をお書きしてゆきたいと思います。
<次回へ続く>
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