コラム/2022-02-04
新型コロナ雑感②闘争本能の昇華
<前回からの続き>
前回、
①人間本来の闘争本能は「守るべき他者」への愛情に裏打ちされたもの
ではないか?
②ところが資本主義的な価値観によって、愛情とは関係のない
個人の権力や資産を守るといった個人的な快楽を求める闘争に移行
していったのではないか?
③そしてその歪んだ闘争本能が今の戦争やコロナ騒ぎを引き起こしたり、
物騒な事件に繋がっているのではないか?
といった私の妄想を書いた。
だとすれば、どうすれば人々は「愛情」を取り戻し、
本来の形で闘争本能を昇華できるのであろうか?
私はまず「自分は何を守りたいのか?」「誰を守りたいのか?」
を問うてみる事が肝要だと思う。
例えば、
「大切な子供達を守る為にコロナワクチン接種に反対します!」
と行動する人。
或いは
「地球を守る為に環境破壊を食い止める戦い」をしている人。
また例えば、
「国民の期待に応え、お世話になった人達に報いる為に
オリンピックで頑張ります」と戦いに挑むアスリート。
更には、
「家族の幸せを守る為に!」と職場という戦場で一生懸命仕事をしている
お父さん。
みんな「そこに愛はあるんか?」と問われれば(笑)「YES」と答える筈だ。
決して個人の快楽の為の”戦い”ではない。
そうして、
「守るべき他者」を見出す事ができれば、全力で”勝利”を目指して
戦いに挑んだら良いと思う。
※因みに陰謀論者でも、共産主義者でも、ワクチン反対論者でもない私は、
「人間全てが幸せになれる様な手伝いをしたい」
(+「愛する家族を守りたい」)といった誇大妄想的な想いで(笑)
年々衰えてゆく記憶力と戦っている(笑)。
コメント