コラム/2022-09-14
「他人と関わりたいけど関われない」と悩んでいる君へ①
「学校の休み時間は、周りの奴らが騒がし過ぎてしんどくなる
・・・。
自分の席で、できるだけ本を読む事に集中しようとしているけど、
うるさくて頭の中が真っ白になって、言葉の意味が入って来ない
・・・。
昼休みになると、一目散に校庭を横切って倉庫の裏にある
お気に入りの場所で独りお弁当を食べる。
ここならうるさくないし、殆ど誰も来ない。 遠くで笑い声が聞こえる
・・・。
何か自分だけ取り残されたみたいだ・・・。
これが”寂しい”って気持ちなのかな?
でも、みんなから”友達の居ない暗い奴”と思われているんだろうなあ
・・・。
実際に何度かからかわれた事もあったし・・・。
仲間に入りたいという気持ちも少しはあるけど、
余計に馬鹿にされたり、もっと嫌われるんじゃないか?と思ったら、
何も話せなくなる・・・。
だから、毎日自分に言い聞かせてるー”僕は友達なんかいらない。
一人で居るのが好きなんだ!”と。
なのに、楽しそうに話してるクラスの子達を見ると
胸の辺りが締め付けられる・・・。
僕は変なのかな?」
他人と関わる事に恐怖(不安・困難さ)を感じて、
関わらない様にしている。
でも、関わらないで居ると寂しさや虚しさを感じてしまう・・・。
そして、そんな自分を「弱虫だなあ~」とか「情けないなあ~」
等と否定してしまい、自信がなくなってしまう。
そうなると益々他人への恐怖が大きくなり、
学校に居辛くなったり、行き辛くなってしまう。
しかも「そんな相談をしたら自分がどう思われるか?」が不安になり、
親にも相談できずに独りで悶々と悩み続ける・・・。
そんな悩みに襲われている君たち、あなた達に向けて
「何故そうなってしまうのか?」
「どうすればその苦しみから抜け出せるのか?」
をお書きしてゆきたいと思います。
<次回へ続く>
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