Google+ で検索

カウンセリング 大阪府大阪市 心理療法  返金保証 超短期  コーチング

コラム/2022-11-28

Top / コラム / 2022-11-28

トラウマ・感覚過敏を抱えた人が自由に生きる為のヒント②

<前回からの続き>

今回からは、
トラウマ・感覚過敏を抱えた人が自由に生きる為のヒントの詳細
をお書きしてゆきます。




<トラウマ・感覚過敏を抱えた人が自由に生きる為のヒント>

A.自分の中の”親の部分”を強化する


トラウマによる傷を抱えていたり、感覚過敏特性の為に
不安や恐怖を感じ易いのは、恐らく無意識の座である大脳辺縁系の
過覚醒や低覚醒によるものだと推測されます。

そして、
そういった心の傷や不安・恐怖に対して、癒しや安心を与えたり、
勇気づけたり励ましたりして覚醒状態をコントロールする機能は
誰しも有している筈です。

例えば、
自分にとって大切な人が傷ついていたり、落ち込んでいたり、
不安に襲われている時に、殆どの人はそうした機能を使って
癒しや安心を与えたり、勇気づけたり励ましたりするのではないでしょうか?

これは言ってみれば、意識の座である大脳皮質の働きによる
「今・ここ」に根ざした”親の部分”とも言えると思います。

ところが、
その機能が弱かったり、自分に対しては働かなかったりすると
辺縁系の覚醒状態をコントロールできなくなると思われます。

だとすればまずはその”親の部分”を強化する必要があると思います。


例えば、
「子供時代にはできなかった事で、今ではできる様になった事」

「子供時代と比べての心身の成長」

「自分が今迄達成して来た事」

「今の自分を支えてくれたり尊重してくれる存在」

「ほんの少しでも誰かの為を思ってした行動や役に立った事」
等、
要するに「今の自分は心身共に無力なあの頃の自分とは違う」
という”証拠”をできる限り書き出してみるのも良いと思います。

<次回へ続く>



コメント


認証コード(4731)

powered by HAIK 7.0.2
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional