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コラム/2022-11-30

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トラウマ・感覚過敏を抱えた人が自由に生きる為のヒント③

<前回からの続き>




<トラウマ・感覚過敏を抱えた人が自由に生きる為のヒント>

B.自分の中の”親の部分”が安全基地となる


上記の「A」の方法等によって”親の部分”を強化できれば
その部分が安全基地としての機能を果たせる様にしてゆく必要がある
と思います。

では、
その為にはどういった考え方や方法が必要になるのでしょうか?

例えば、
幼い我が子が自分の失敗に落ち込んでうつむいて涙を流していたり(低覚醒)
不安や恐怖が嵩じてパニックになって大声をあげていたり(過覚醒)
した場合・・・。

親が我が子と一緒になって落ち込んだり叫んだりすると
収集がつかなくなります。

或いは、
親が我が子に「泣くのをやめなさい!」等と子の感情を抑えつけようとしたり
我が子のそんな状態を無視して買い物に出かけたら、
子は落ち着きを取り戻せないのではないでしょうか?

つまり、
「子の感情に巻き込まれる」
「子の感情を無理やり抑え込もうとする」
「子の感情を無視する」
という事は何の解決も生まないと考えられます。

それではどうすれば良いのか?

それは親御さんなら普通にやっている様に、
親は親としての意識を保って、子の感情に巻き込まれずに
子の感情に寄り添って、落ち込んでる子(低覚醒)には慰めたり
勇気づけたり、励ましたりして、
パニックや興奮している子には安心を与え、
落ち着かせる等を念頭に入れた言葉がけやスキンシップを行うでしょう。

それと同じように、
不安・恐怖、寂しさ・虚しさ・怒り・絶望・自己否定や心の傷・パニック等が
何かが引き金となって無意識下から意識へと突然出て来た場合、

その感情や心の傷、身体感覚等を「我が子」だと意識し、
親は親としての意識を保って、子の感情に巻き込まれずに
子の感情に寄り添って落ち込んでる子(低覚醒)には慰めたり
勇気づけたり、励ましたりして、パニックや興奮している子には
安心を与え、落ち着かせる等を念頭に入れた言葉がけやスキンシップ
を行ってみましょう。
(独りでは難しい場合はご相談下さい)

それを繰り返す事によって、
うまくいけば自分の中の「親」(大脳皮質側)と「子」(大脳辺縁系側)の間
愛着の神経回路が出来、大脳皮質側が安全基地として機能する様になります。

<次回へ続く>



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