コラム/2022-12-09
トラウマ・感覚過敏を抱えた人が自由に生きる為のヒント⑦
<前回からの続き>
前回の「E」で、「未来の自分」になってその感覚を感じたら、
今度は未来⇒今にフィードバックしてゆきましょう。
<トラウマ・感覚過敏を抱えた人が自由に生きる為のヒント>
F.未来⇒今にフィードバックする
(1)前回の「E」で、「未来の自分の席」で「未来の自分」に成り切って
その感覚・感情を感じる事ができれば、
未来の自分の或る日の1日をテレビの”情熱大陸”の様に、
追跡取材してるとして、朝起きてから寝る迄をビデオで撮影する
イメージをしてみましょう。(できれば目瞑って)
⇒朝は何時くらいに起きているのでしょうか?
周りには誰か居ますか? 住んでる場所や家は同じですか?
変わってますか?
朝起きて何をしてるのでしょうか?それから何をして?・・・
といった様に、
朝起きてから寝る迄のその1日をビデオで密着取材してる様に
細かな部分までイメージの中で見てゆきましょう。
(2)そしてその日が終わり、眠りに就く時の感覚を感じてみましょう
その感覚を感じたら、眼を開けて向かいの席の「過去の自分」に
目を向けましょう。
「今の未来の自分に1ミリでも近づくために、
向かい側の過去の自分に今すぐできるほんの小さな事は何か?」
を自問し、目の前の過去の自分に伝えてみましょう。
⇒例:「迷っていたあの講習に行ってみたら?」''とか
「しばらく連絡していなかった親友のAさんに連絡してみたら?」
等々。
(3)その感覚を保ったまま過去の自分の席に戻り、
眼の前の未来の自分のアドバイスを聴きましょう。
そしてそのアドバイスが受け容れられたら、早速実行してみましょう。
※注1:「未来の自分の席・場所」を決めておいて、できれば毎日
「E」「F」の手順で未来の自分に成りきってみましょう。
※注2:新たに質問する場合は、「過去の自分の席」で質問し、
「未来の自分の席」で答えてあげます。
※注3:万が一「未来の自分」でも答えが出ない時には、
「その問題を乗り切った更に未来の自分」の席をもう一つ用意して、
その席に座って、その自分に成りきって答えてあげましょう。
(※お一人では難しい場合はご相談下さい)
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