コラム/2023-05-05
就職・入学等の環境の変化による五月病解消のヒント③
<前回からの続き>
前回お書きしたヒントに従って、
「(1)五感からのインプット」と「(2)照合する記憶」を
変える事ができれば、
「(3)意味づけ」「(4)思考/感情」「(5)アウトプット(反応・行動)」を
変えてゆく事を目標にしましょう。
<環境の変化による五月病解消のヒント(2)>
(3)意味づけを変える
例:
「明日も学校だ・・・。ノイズキャンセリングを用意したし、
お気に入りのクッションも用意した。
教室に入る前にこそっとミントの飴玉を口に含もう。
教室に入ったら、友達のYちゃんに似た人が居て、
〇〇タワーも見える。二コマ目はA先生の授業だ。」
(4)思考/感情を変える
例:
「準備は万全なので、少しはストレスが減るのかなあ、と思って少し安心。
明日は晴れそうだから、〇〇タワーも綺麗に見えるだろうなあ。
友達に似た人を見るのも、A先生の授業はなんか少し楽しみかも
・・・。」
※次の「(5)アウトプットを変える」事への推進力を強化する為に、
上記の「(4)」で湧いて来た思考と感情に集中して感じ続け、
その「ポジティブな流れ」に沿った未来を想像してみる事も役に立つ
でしょう。
例:
「友達に似た人と親しくなって一緒に出掛けたり、
A先生に個人的に訊きに行って、
その科目ができる様になって、自信にも繋がって・・・。
楽しいキャンパスライフになりそうだなあ~」等々。
⇒逆に、「(1)」~「(4)」までが変わってないのに、
ポジティな思考やイメージをしようとしても難しいと思います。
(5)アウトプット(反応・行動)を変える
例:
「怖いけど、まず友達に似た子に”お早う!”と声を掛けてみようかな。
それとA先生の授業が終わった後に、この前の疑問を質問してみようかな。
それと、興味がありそうなサークルもいくつか見学してみようかな。」等々。
※「(1)」~「(4)」までが変わってないのに、
無理やりアウトプット(反応・行動)を変えようとするのは難しいと思います。
※お独りでは難しい場合はお気軽にご相談下さい。
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