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コラム/2023-09-01

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シゾイド(統合失調質)パーソナリティ障害を寛解に導くヒント

<前回からの続き>

今回は
前回お書きした「シゾイド(統合失調質)パーソナリティ障害の原因」を基に

その寛解に向けてのヒントをお書きします。




<シゾイド(統合失調質)パーソナリティ障害を寛解に導くヒント>

①敏感さを強めるストレスを減らす

前回の「原因」でお書きした様に、私の想像が正しければ、

シゾイド(統合失調質)パーソナリティ障害と言われるものは
「コントロール不全」といった不快刺激に対して特に敏感な人が、
それを感じ易い状況下''(他人との交流や自他の感情表出がなされる場面)に''
置かれた時に、

ストレスが高じ、”回避”という防衛策を採り続けてしまう状態
と言えると思います。

そこで、できる限りストレスを減らす工夫が必要だと思います。


 
(1)環境調整

不快刺激と考えられる他人との(直接的な)交流によるストレスの軽減
を目指します。


例えば、
他人との交流が少なくて済む部署への異動、転職、役割変更、
文章(メールやLINE等)でのやり取りにする、

在宅ワーク保健室登校等、無理に交流の場へ行かせない
等々。

(2)ストレスから来る心の不安定さを安定させる

刺激(ストレス)によって不安定になった心の安定化の方向としては
(以前もお書きしましたが)

A.不快刺激のシャットアウト(GABA・セロトニン型)

B.快刺激を求める(ドーパミン型)

C.愛情・愛着・安心等をもたらしてくれる人との交流(オキシトシン型)

の主に3種類があると私は考えています。

そして、
その最も適切な比率/割合は個々人によって違う筈です。


ここで、
シゾイド(統合失調質)パーソナリティ障害と呼ばれる人は、
恐らく「A」の比率が高いと思われます。

だとすれば、
出来る限り誰にも邪魔をされない空間・時間を確保する事が役に立つでしょう。


例えば、

会社に出社しないといけないのであれば、
パーテーションで囲ったり、一人部屋や離れた席等、
視覚的・聴覚的に他人からの刺激を受けない工夫をする。

また家族など誰かと一緒に住んでいるのであれば。
一人部屋、独りの寝室、庭やベランダにテントを張ってそこへ籠る
等々。


こんな事をすると益々回避傾向が酷くなるのでは?
 とお考えの方もいらっしゃると思いますが、

 私は「不快刺激によるストレスが高じるから、
 その防衛策として回避している」と考えますので、

 まずはストレスを軽減して、心の安定を図る事が先決だと思います


 
②コントロール不全に関するトラウマの解消

明確なトラウマがある場合は、トラウマの解消を行っても良いと思います。

例えば、
EМDR自我状態療法、等、カウンセラーが得意なものに委ねてもいいと思います。

③愛着の(再)形成

愛着の(再)形成は何歳になってからも可能です。

その方法は以前お書きしましたので省略しますが、
 詳しくお知りになりたい方はお気軽にご相談下さい

④無意識(辺縁系側)の防衛反応を和らげ、
 皮質側(意識)との繋がりを取り戻す

シゾイド(統合失調質)パーソナリティ障害の場合は、
自他の感情や他人との交流といった不快刺激を”回避”し続ける為に
辺縁系側の無意識の防衛反応が常に働き続け(感情・感覚の抑制、回避)

加えて意識(皮質側)と無意識(辺縁系側)の繋がりが遮断され(乖離状態)
感覚や感情が意識側にフィードバックされない状態であると考えます。


もしだとすれば、以下の2つの方法が必要になって来ると思います。

(1)無意識の防衛反応を和らげる

曝露療法等で、少しずつ他人との交流を行い、
感情や感覚を感じても安全だと実感する事。

難しければ最初はドラマや映画の登場人物、或いはペットの
 気持ちや思いを感じてみる事からスタートしても良いでしょう。


但し、他人との交流によって受けるストレスを解消する為に、
不快刺激をシャットアウトする”独りの時間・空間”も
同時に確保する必要があると思います。(他者との交流と引きこもりの
バランス)

(2)無意識と意識の繋がりを取り戻す

上の「(1)」で行った事について、

自分が感じた他者(動物)の感情や思いを書き出す言葉にする]

それによって生じた自分の感情や思いを書き出す言葉にする


言語表現や”想像”は意識(皮質側)の働きが必要となります。

それ故、相手の気持ちや自分の気持ちを”想像”したり、
無意識で感じ取った感情や感覚をことばにする事
両者を繋ぐ為の訓練になると考えられます。



※お独りでは難しい場合はお気軽にご相談下さい

<次回へ続く>



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