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コラム/2023-10-23

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強迫性パーソナリティ障害を寛解に導くヒント

<前回からの続き>

 
 
今回は前回お書きした「強迫性パーソナリティ障害の原因」を基に
その寛解に向けてのヒントをお書きします。




<強迫性パーソナリティ障害を寛解に導くヒント>

①自我強化

前回の「原因」でお書きした様に、
強迫性パーソナリティ障害の人は、不快に対する感受性が生まれつき強く

トラウマチックな出来事によって、
その不快さが”未達成・不完全”に固定されたと考えます。


そして、

その不快を感じない為の回避行動・防衛反応として、
”達成・完全”への目標志向に拘る様になったと思われます。


更に、

この一連の反応は自己(無意識側)が自我(意識側)を凌駕している為に、

「やり過ぎだと思わない」或いは「わかっているけどやめられない」
といった状態になっているのではないでしょうか?


だとすれば、

自我(意識側)を強化して、自己(無意識側)のコントロールを脱し、

自我が自己を客観視し、ケアできる方向へ持ってゆく事
が役に立つと思います。


そのやり方として、例えば・・・

子供時代の記憶の中で、
自分の未達成や不完全さによって、
をかいたり、怒られた場面を思い出す。

その時の自分は、
どんな事を感じてどんな気持ちになっていたのでしょうか?

それをイメージしてみましょう。

「お母さんがしんどそうだったので、食器の片付けのお手伝いをしてた
 ・・・。

 でも、お母さんは私の洗い方が気に入らなくて
 ”もういい!”と怒られて怖い顔で洗いなおしている・・・。

 私は”ちゃんとできないとお母さんに愛してもらえない”と怖くなって、
 体が強張って、顔もひきつっている・・・」


次に、

その時の自分が、
今の自分にとって大切な人(例:我が子やパートナーの子供時代)
だとすれば、

どうしてあげたら緊張がゆるむのか?何て言ってあげたら救われるのか?
を考えてみましょう。

「お母さんの為に片付けを手伝って、あなたは優しい子だね!
 でも、怒られてしまって、悲しかったね。

 私はあなたの優しさに”嬉しいよ。有難う!助かった”と言ってあげたい。

 あなたがちゃんとできても、できなくても大好きだよ」

等々。


そして今度は、

胸の中にその時の幼い自分が居るとイメージをして、
胸に手を当てながら、胸の中の自分に上記の言葉を言ってあげましょう。
(この時、胸をさすりながらとかギュッと胸を抱きしめる等をしてあげる
 のも良いでしょう)




②”不快”に対する耐性の強化

「①」の”幼い自分へのケア”
(無意識側の)”完璧主義ちゃん”が出てくる度に言ってみませんか?

それを行い続ける事によって、
「自分の思い通りに行かなかった時の不快」

「完璧にできなかった時の不快」への耐性が育ってゆくと思います。




③”達成・完全さ”の方向性を変える

本障害の問題となるのは、

”達成・完全さ”への拘りの為に、自身もそうですが、
特に周囲の人が巻込まれて困ってしまう事です。


ならば、
そうならない方向へ''その”拘り”を変えてゆく必要がある''と思います。


例えば、

(1)毎日、タイムスケジュールを作成する


仕事や家事、プライベート等全ての時間を細かく決めて行きましょう

「朝6時起床、6時15分まで洗顔歯磨き・トイレ、
  6時45分までに朝食と子と夫のお弁当の用意・・・・

  会社で9時から12時までにあの事務作業を終わらせる・・・」

等々。


そして、
自分で決めたタイムスケジュールを毎日予定通りに完璧に達成する事
を目標とする。

(2)自身のデメリットを意識する


「もし、自分が決めたスケジュールによって、自分がいつもイライラし、
 そのストレスによって体調を崩し、医者代や薬代等の出費が増えれば?」
・・・

とか、


「相手(子や配偶者、同僚等)が自分の思う通りの動きをしない時に
それを指摘し続けると最悪どうなるのか?」

「夫婦仲が悪くなって離婚とかなると将来の人生設計に大きな狂いが生じる」
等。

(3)自他の負荷を軽減する方向でスケジュールを見直してゆく


上の「(2)」で想像したデメリットが生じない様に
スケジュールを自他に負荷がかからない様に随時修正してゆきましょう。


加えて、

自他がストレスなく過ごす事のメリットを意識し、
「自分が自由に好きな事ができる時間」

「配偶者や子が自由にできる時間」

「配偶者や子が喜ぶ事をしてあげる時間」

等も、
それをする事での”自分のメリット”を意識しながら、
スケジュールに組み込んでゆきましょう。


「夫が気持ちよく過ごしてくれれば、夫婦仲は悪くならずに
 仕事もより頑張って給料も上がって、定年まで元気に働いてくれて、
 退職金も・・・・

 だから夜の8時から30分は夫の晩酌のお酌をしてあげよう」

等々。


※お独りでは難しい場合はお気軽にご相談下さい



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