コラム/2024-01-19
恋愛/結婚がうまくいかない人へ①無意識の抵抗(1)原因
<前回からの続き>
そもそもあなたは何故恋愛や結婚にこだわっているのでしょうか?
「一人じゃ寂しいから」
「昔から結婚に憧れがあるから」
「子供が欲しいから」
「安定したいから」
「一人じゃ老後が不安だから」
或いは、
「適齢期になると結婚するのが当たり前だと思っているから」
「両親が結婚や孫の誕生を望んでいるから」
「周りの友人はみんな恋人が居たり、結婚していってる事に焦るから」
・・・等々、それぞれの想いをお持ちだと思います。
ここで、まず気を付けないといけない事は、
自分の中に「恋愛や結婚に反対している部分」が無いか?
を確かめてみる事だと思います。
例えば、
「恋愛や結婚、その先の出産等を想像した時に、
自分にとってのマイナス面や嫌な事は何だろう?」
と自分に問いかけてみましょう。
そして、その答えが
「気を遣いすぎる私は、相手に合わせて行っちゃうと思うから、
同棲とか結婚となると、しんどくなりそう」
「独身の時は時間もお金も自由に使えたけど、そうは行かなくなりそう」
「恋愛⇒結婚となると、今やってる好きな仕事を続けて行けるのかな?
と不安」
「ずっと独り暮らしだったから(実家に居たから)、
たとえ好きな相手でも同棲や結婚してうまく行くのかなあ?」
等のマイナス面が出てきたとすれば、
もしかすると”無意識の抵抗”があるのかも知れません。
と言いますのは、
私が前々から申し上げてる事の中に
「特に敏感な方(感覚過敏や心的過敏を持っている方)は、
心が不安定になり易く、
心を安定させる方向性として3つの方向性、
即ち
①不快刺激のシャットダウン(セロトニン型)、
②快刺激を得る(ドーパミン型)、
③他人との交流を求める(オキシトシン型)
がある」という推測があります。
この推測を踏まえて考えてみますと、
恋愛や結婚等、他人と距離を近づけ過ぎると、
たとえどんなに好きな相手でも
「気を遣う」
「相手がたてる音や声が気になる」
「自分の安らぎや自由が奪われる」
等の不快刺激を被る事になるでしょう。
もしそうであるとすれば、
「①」の割合が多く「③」の割合が少ない人にとっては、
快刺激=一緒に居る心地良さ(「③」)よりも、
不快刺激=一緒に居る居心地の悪さ(「①」が満たされない)
が大きくなってゆくでしょう。
或いは、
自由に自分の思い通りの快刺激を得て安定する、といった
「②」の割合が「③」より多い人にとっては、
恋愛や結婚はある程度は相手に縛られて、
それが満たせなくなる場合も出て来る訳ですから、
無意識は抵抗(反対)すると考えられます。
※まして子供ができると「①」や「②」は尚更満たせなくなるでしょう
それでは、
そういった無意識の抵抗が起きやすいタイプの方は
どうすれば良いのでしょうか?
次回からはその葛藤の解決のヒントをお書きしたいと思います。
<次回へ続く>
コメント