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コラム/2024-03-11

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恋愛/結婚がうまくいかない⑧被支配

<前回からの続き> 

今回からは、

相手の支配から抜け出せないといった「被支配」
の状態に陥り易いが為に、
恋愛/結婚がうまくいかない方に向けてお書きしたいと思います。




<被支配よって恋愛/結婚がうまくいかない人の例>

例:


B子さんは2児の母である専業主婦です。

 は自分の思い通りでないとキレる人で、
 ”この前も言っただろ!なんでワイシャツにアイロンをあててないんだ?!”
 とか
 ”昨晩は早く寝ようと思ったのに、チビの夜泣きで眠れなかった!!
 お前は子供を寝かしつける事もできないのか?!!”
 等と、
 夫は所謂モラハラ男で、時には物を投げられたり、
 突き飛ばされて怪我をさせられた事もありました。

 最初の頃は、言い返そうとしましたが、
 ”言い訳をするな!!”と怖い顔で怒鳴られたので、
 今は夫の機嫌を損ねない様に、毎日”ゴメンなさい”と謝ってばかりいます。

 そんな毎日でしたから、B子さんは離婚も頭によぎるのですが、
 ”お金の面でも自分独りで子供二人を育ててゆく自信が無い・・・”
 と我慢の日々を過ごしています。」




<解説>

上のB子さんの例では、

”暴君”とみなされるモラハラ夫に対して、
闘う事も逃げる事もできず、無意識が凍り付きや服従といった
防衛戦略を採り続けていると考えられます。


そして、

この様な防衛戦略を採り続けている原因として、
以下の2つが考えられます。


①幼い頃の養育者や年長者(兄・姉・親戚・教師・コーチ・先輩等)から
トラウマチックな攻撃を受けてその相手を夫にダブらせてしまっている
(転移)


②トラウマになる様な出来事が無くても、遺伝的に生まれつき
大きな声や他人が怒っている表情、怒られる事等の不快刺激に対して
超敏感である為に、逃げたり戦ったりできない様な
幼い頃の防衛反応がそのまま持続され続けている

(※その両方が合わさっている場合もあります)


特に学校や職場等の”他の相手”になら
言い返したり距離を取る事ができるのに、
何故か恋人や配偶者にはそれができないとすれば、
「①」の転移の可能性が高いでしょう。


ただ、このB子さんの場合は、

「夫と別れた後の不安が強い」=不安・不快への過敏さ

「(独りで子を育ててゆく自信の無さ)」=逃げたり戦ったりの経験が乏しい

と想像できますので、上の「②」による所が大きいのでは?と感じます。




次回は、

「被支配」によって恋愛/結婚がうまくいかない方に向けて、
その解決のヒントお書きしたいと思います。

<次回へ続く>



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