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コラム/2024-04-29

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自己中な人が増えている原因A自己防衛②

<前回からの続き>

前回、

「自己防衛的な(自己中の)人が増えている原因」「①」として、
社会構造の問題をお書きしました。


今回はその続きである、原因の「②」をお書きしたいと思います。




<自己防衛的な人が増えている原因②>




②情報

テレビやラジオ新聞・雑誌などのマスメディア
当然飽和した資本主義の影響を受けるでしょうから、
視聴率や発行部数を伸ばす事が最大の目的となるでしょう。


そして、
前回お書きした「①」の理由等により安全基地を欠いて孤立し、
防衛的になった今の人々のニーズに目を付ける訳です。


つまり、
(独りで楽しめる)「娯楽」「恐怖」です。


例えば、
お笑いやバラエティー番組、動物の番組、ゴシップ等の「娯楽」

事件・事故等の殊更「不安/恐怖」をあおる様なニュースや記事・・等。


”不安/恐怖をあおる情報”は、「他人は敵で、世界は危険に満ちている」
といった
防衛的になった人達の”信念”にぴったりマッチする筈ですし、

そんな戦場で孤独と恐怖を感じている個人には
”娯楽の情報”は束の間の安堵感を与えてくれるでしょう。


そして
今やマスメディアよりも影響が大きいかも知れないネットの動画配信
SNSでも、「娯楽」と「恐怖」が視聴回数や「いいね」の稼ぎ頭でしょう。


その様にして、
孤立し防衛的になった人の中には、ある種の投稿を”敵側の意見”とみなして、
徹底的にやっつけようとする、という事も起きて来るでしょう。


そして
そのやり取りをマスメディアが流して、より恐怖や不安をあおり、

個人は益々「この世は危険や敵に満ちているから誰も信用してはいけない」
と感じ、自己防衛を強めてゆく

という悪循環が起きているのでは?と感じます。


そして
その様に孤立し防衛的になった個人は
他人=敵と考えてしまうので、

敵である他人と比べて自分を省みる事が無くなり、

逆に自己防衛の砦としての自分の意見を曲げない、
といった独善的な自己中の人も増えて来るでしょう。
(コロナ警察、モンスターペアレント等)




次回はこの続きである、
「自己防衛的(自己中)な人が増えている原因③」
についてお書きしたいと思います。

<次回へ続く>



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